
もともと足の裏には、汗が出る汗腺はありますが、皮脂が出る皮脂腺がありません。皮脂は皮膚をカバーして潤いを与える働きがあるのですが、それがないことから、足の裏は、いつもパサパサ、カサカサの状態になりがちなのです。
しかし、足裏の皮は乾燥してむけやすく、時には炎症を起して痛むことや、ヒビ割れになることもあり、痛みやかゆみで不快な感じをガマンしなければなりません。
今回は、足の裏の皮がむけて痛みやかゆみを感じることの原因となる病名や症状、対策を紹介していきます。
角質
足の裏には皮膚を守る厚くて硬い角質があります。それが古くなってくると、足の裏の皮は白っぽくなり、ポロポロむけてきますが、これは角質の新陳代謝の結果なので心配はありません。
ただ、靴下やストッキングを脱いだ時に、あれっ!?と気が付くほど、白いアカのようなものが落ちてきて汚らしく、驚くことがあります。
しかしこれは、入浴の際に、軽石や角質を削る専用のヤスリなどで、石鹸をつけてからこすると、簡単にきれいになります。
入浴後に足の手入れをしながら、先ほどこすり落とした部分には、クリームややワセリンを良くこすり込んでおくと、数日気持ちがいい感じです。
汗疱
「かんぽう」と読みます。通常「足の汗疹 (あせも)」とも言われていますが、何らかの理由で、発汗の機能の働きが悪く、汗が皮膚にたまり汗疹のように見えます。
汗疱は菌が原因ではないので、他人に移る心配はありません。気候が涼しくなると、あまり目立たなくなるようです。
水虫
水虫は白癬菌というカビが原因となってい引き起こされる病気です。この菌は足の裏の角質を好み、そこに住み着いて炎症や痒みを起します。足の指の間などが痒みと痛みがあり、水ぶくれのような小さいブツブツが見えます。
放っておくと家族の中で、スリッパやマットから菌が移り、面倒な水虫になる恐れがあります。
病院の皮膚科で検査を受ければ、白癬菌か否かが簡単に分かるので、早めに受診をお勧めします。回復まで少し時間は掛かりますが、約2ヶ月できれいになるようです。
また、水虫について、詳しく知りたいという方は下記のページをご覧ください。
多汗症
多汗症は水虫と間違えやすいです。水虫は夏の季節に靴の中で汗をかき、むれた足にグジュグジュと先ほどの白癬菌が原因となる症状です。
一方の多汗症は、比較的季節の変わり目などにかかりやすく、神経性の発汗と言われています。
水虫と間違えて、市販の薬を塗っても、かえって悪化しますから、自己判断はせず、菌の検査をするのが良いでしょう。注射で治ることもありますが、ひどい症状の場合は、手術も考えられます。
まとめ
水虫は、多くの働く女性の悩みのタネのようです。足の手入れ、靴の手入れも大事ですが、たまに素足でいるのは、足が自然体に戻るいい機会でしょう。
普段手入れをしていない場合は、いつの間にか、足裏がゴワゴワになっていることがありますが、入浴後にオリーブオイルを塗るのも効果が望めます。
一番安くて、簡単な対策は何といっても、入浴後のひと時、ちょっと足裏に注意を向けることに尽きるようです。