
耳鳴りは、非常に多くの人が体験したことのある症状です。多くの人は、耳鳴りを感じても問題にはなりません。しかしまれに、日常生活を送るのが困難なほど症状が重くなる場合があります。いったい耳鳴りとはどういったことが原因で起こるのでしょうか?
耳鳴りの種類は非常に多い
耳鳴りの感じ方は多種多様で、人によって異なるのが普通です。たとえばある人には機械的なサーという音、他の人にはカナヅチで叩いたような音、またある人は動物や虫の鳴くような音に感じる場合もあります。
音の種類が異なるように、症状の現れ方も人によって異なります。両耳から耳鳴りがする場合、左右どちらかのみの場合、どちらかすらも判別できないくらい激しい場合もあります。
このようにその人の状態によって、感じ方も大きく異なるのです。では、耳鳴りの原因にはどういったものがあるのでしょうか。
メニエール病
耳鳴りの原因として多いのがメニエール病で、その原因は内リンパ水腫です。内リンパ水腫とは、内耳のリンパが増えて水ぶくれとなった状態のことを言います。
内リンパ水腫の原因としては、ストレスや睡眠不足、疲労などが挙げられます。特に女性に多く、耳鳴りとともにめまいや吐き気などの症状も現れます。これらの症状が現れたら、すぐに耳鼻科で診察してもらいましょう。
突発性難聴
突発性難聴とは、ある日突然音が聴き取りにくくなる病気です。音が聞き取りにくいだけでなく、何かが耳に詰まったような感じがあり、これに耳鳴りが伴う場合があります。
突発性難聴の原因は、実ははっきりと分かっていません。しかしその多くは心因性のもの、つまりストレスによるものです。
会社でのストレスやパートナーとのトラブルなど、ストレスの心当たりがあれば、それらの解消とともに治ることも珍しくありません。
しかし症状が長く続いている場合は耳鼻科および心療内科で診察してもらった方がよいでしょう。治療の開始が遅れると聴力が戻りづらくなる場合もあるため、2〜3日症状が続いている場合は速やかに診察を受けてください。
肩や首のコリ
慢性的な肩コリ・首のコリが原因で耳鳴りがする場合もあります。コリは血流の低下や筋肉が緊張している証拠で、その原因は普段の姿勢や身体の癖、目の疲れなどがあります。
肩や首は耳に近い部位であるため、そこで血流や筋肉のトラブルがあれば耳の機能への影響も大きくなります。その結果、耳鳴りを感じてしまう場合もあるようです。
肩コリや首コリ由来の耳鳴りを解消するには、整骨院やカイロプラクティックでの治療が有効です。特に現代はPCやスマホが普及しているため、コリに悩まされている方は多いと思います。
まとめ
このように、耳鳴りの原因は多岐にわたります。深刻な症状になることは少ないですが、まれに重度な病気が隠れていることもあるので、耳鳴りが続くようでしたら自己判断せずに早めに耳鼻科や心療内科で診察を受けましょう。