
お腹が痛いといっても場所によって原因はさまざまです。右脇腹だけが痛いという場合もあります。その痛みの中には、内臓の異常を知らせる身体からのSOSの場合もあります。今回は、右脇腹にチクチクと痛みが出る原因とその対処法についてまとめます。
原因
運動やランニング
運動やランニングをしている最中に、急に右脇腹が痛くなった経験はありませんか?これは、走ることにより、体内で内臓が揺れ、胸部と腹部の境にある横隔膜と呼ばれる筋肉が引っ張られることで痛みが生じます。
便秘
便秘になると腸内にガスが溜まり、腸が膨らんで、他の臓器などを圧迫し、痛みを生じることがあります。
虫垂炎(盲腸)
右脇腹が痛むことで有名なのは、虫垂炎ですね。みぞおちから右脇腹の下腹部近くに移動する痛みの場合は、虫垂炎が疑われます。
腸間膜リンパ節炎
小腸と大腸の境周辺の回盲部と呼ばれる場所の腸間膜のリンパ節が、ウイルスや細菌などに感染することによって炎症を起こす病気です。
初めはおへその周辺が痛み、症状が悪化してくると右脇腹(右下腹部)へ痛みが移動します。虫垂炎のように痛みが移動するのですが、その痛みの程度は、虫垂炎よりも弱いといわれています。
尿路結石
腎臓、尿管は左右両方にありますが、右側の尿管に結石ができると右脇腹に激痛が起きます。
大腸憩室炎
便秘が続くと腸の内圧が上がって、腸管の筋肉のない弱い部位の粘膜の一部が腸の壁から外へ袋状に飛び出しているものを憩室といいます。大腸憩室炎とは、この憩室に便が入り込んで炎症を起こした状態です。
大腸憩室炎は、上行結腸やS状結腸で起こりやすく、上行結腸で炎症が起きると、右脇腹が痛くなります。さらに、発熱や血便を伴います。
肝臓、腎臓、大腸などのがん
肝臓や腎臓、大腸などの右脇腹付近の部位にがんができている場合に、右脇腹に痛みが生じる場合があります。
対処法
運動やランニングが原因の痛みであれば、休憩してしばらくすると、痛みは治まります。便秘の場合は、少し横になることによって、ガスの位置が移動して、排出されたり、散ったりして、痛みが治まる可能性があります。
また、内臓の病気が原因である場合は、症状から自己判断することは難しく、病院で検査が必要です。病気による右脇腹の痛みの場合は、痛みが続くことが多いです。
ですので、何日も継続して痛む場合は、病院を受診して検査を受けましょう。
まとめ
右脇腹のチクチクした痛みの原因は、運動やランニングが原因の場合、便秘により腸内にガスが溜まったことが原因の場合、内臓の病気が原因の場合があります。病気に関しては、今回ご紹介した病気以外の可能性もあります。長引く痛みの場合は、早期に病院を受診して検査を受けるようにしましょう。