
首元は外からもよく見えるため、腫れやブツブツなどの異常にも気づきやすいですね。ブツブツは、美容的な観点からも気になりますし、首元の腫れは、もしや大変な病気かもしれないと心配にもなりますよね。
では、これらの症状にはどのような病気が潜んでいるのでしょうか?ここでは、首元の腫れやブツブツの原因についてまとめていきます。
首元の腫れの原因は?
首元には主に、唾液を作る唾液腺と身体の機能を調節する甲状腺があります。そこで、この2つの器官が腫れる病気について説明したいと思います。
おたふく風邪
耳下腺という唾液腺が腫れる病気の代表として、おたふく風邪があります。これは、ムンプスウイルスというウイルスが耳下腺に感染し、炎症を起こすことで腫れを引き起こします。
耳下腺は字の通り、耳の下に左右対称にありますので、耳の下が両側とも腫れてきます。また、腫れは硬くはなく、痛みや発熱も伴います。小児に多い病気ですが、大人もかかることがあります。
唾石症
顎下腺という唾液腺が腫れる病気として多いのは、「唾石症(だせきしょう)」があります。顎下腺とは、顎の下辺りにあります。耳下腺と同じく、唾液を作る器官ですが、耳下腺で作られる唾液と比べると、少し粘り気のある唾液を作ります。
そのため、唾液が通る管がつまりやすく、また石の出来やすい成分が含まれていることもあり、唾石となって顎下腺の腫れを引き起こします。また、腫れる場所としては、顎の下辺りで痛みを伴います。
バセドウ氏病
甲状腺は、首の中央辺りにある、蝶々のような形をしている器官です。甲状腺は、身体の新陳代謝を調節するホルモンを出します。この甲状腺が腫れる病気の代表としては、バセドウ氏病があります。
バセドウ氏病は、女性に多い病気で、首元の腫れの他、眼球が飛び出したような目つきになる、発汗や食欲増進、体重低下など、身体の新陳代謝の異常に伴う症状も伴います。
他にも…
首元の腫れが症状に出る病気はたくさんあります。具体的には、悪性の腫瘍であったり、虫歯の悪化によるものだったり、リンパの異常だったりと多岐にわたるので、気になる症状があれば、一度医師に診てもらうようにしましょう。
首元のブツブツの原因は?
続いて、首元にブツブツとしたできものができる首イボについて解説していきます。
加齢に伴って出来ることが多い、良性腫瘍の一種の首イボですが、ネックレスが引っかかり痛みを生じたり、首元のあいた洋服を着た場合に目立つなど、良性とはいえ気になりますね。
原因は、よく分かっていないと言われていますが、皮脂腺が関係しているのではと考えられています。首や瞼などの皮膚が薄いところにできやすく、閉経後の女性や肥満傾向にある人に多いようです。
首イボのほとんどは、良性腫瘍のため心配しなくてもいいことが多いのですが、中には悪性腫瘍の場合もあります。
また、同じ首イボでも…、
- 徐々に大きくなってきたり
- 形がいびつで色にムラがあったり
- シミのように広がったり
といった兆候が見られる場合には要注意です。
まとめ
首元の異常には、様々な原因があります。ここでは、代表的なものをご紹介しましたが、いずれの場合も自己判断は間違うこともあります。発見しやすい場所だからこそ、いつもと違うと思ったら、専門の医療機関へ受診しましょう。