
口の中は意外と病気やトラブルが起きやすい部分です。炎症が起き痛みもあると食事の美味しさが半減してしまいますし、喋りづらくもなりますよね。
口の中に痛みがある時に考えられる病気にはどんなものがあるのか、また上下のどちらに痛みがあるかで病気の違いがあるのかを見ていきたいと思います。
口の中が痛いときに考えられる病気
口の中に痛みがある時、次のような病気が考えられます。
口内炎
口内炎は特定の病気を指している言葉ではなく、口の中の粘膜に起きる炎症の総称です。口腔内にできた傷や火傷、ビタミンなどの栄養不足、ストレス、様々な外的刺激などが原因となります。
口内炎を発症する要因は人それぞれで、出来る場所も口の中の上下に関わらず発症し個人差があります。
口腔カンジダ症
口腔カンジダ症は口の中のカビ菌の一種であるカンジダ菌が原因となって起こる病気です。
高齢者や乳幼児がなる事が多く、口の中の上下に関係なく頬の内側、舌、上顎、唇、喉の奥にもできます。白く膜のような物ができたり、赤くなることもあり痛みや出血を伴う事もあります。
口唇ヘルペス
口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが原因となって唇の周りに小さな水疱ができる病気です。
発症前にピリピリとした違和感や痒み、痛みがあります。やがて違和感のあった場所が赤く腫れてきて、2~3日後には水疱が出来てきます。
手足口病
ウイルス感染によって引き起こされる感染症で赤ちゃんや子供に多く発症し、口の中だけでなく手足にも水疱性の発疹ができます。口の中では咽頭にも発症しますので痛みにより食欲が低下します。
症状が現れてから1週間から10日ほどで治りますが、大人にも移る場合がありますので注意が必要です。
歯性上顎洞炎
歯が原因となり炎症が起きる疾患を歯性上顎洞炎と言います。上顎に近い位置にある歯の虫歯や歯周病が進むことにより上顎洞炎が引き起こされます。歯の痛み、奥歯の周りの歯茎の痛み、頬骨のあたりに痛みがあります。
急性期と呼ばれる初期の段階であれば薬による治療で炎症を抑える事ができます。
舌癌
口腔内に出来る癌の内、約50%を占めると言われているのが舌癌です。初期の内は軽い痛みや違和感がありますが、進行するとそれが段々と強くなっていきます。
早期発見、早期治療により治癒成績が高くなりますが、口内炎と間違われやすい場合があり発見が遅れる原因になりますので、2週間たっても治らない口内炎がある時には一度病院を受診するようにすると良いでしょう。
まとめ
口の中に痛みがある時、上下どちらかに痛みが起きる病気と、口内炎のように口腔内の様々な場所に症状が出る病気があります。
痛みが強くても自然と治る病気もある一方、命に関わる疾患である場合もありますので、日頃から、口腔内のセルフチェックが重要と言えるでしょう。