
膝に痛みが生じると体を動かすのが大変ですよね。では、その膝の痛みにはどんな原因があるのでしょうか。また、症状にはどんなものがあるのでしょうか。さらには病院では何科に行くべきかをまとめていきたいと思います。
膝の痛みの原因
骨と骨は直接当たらないように、関節軟骨というクッションのような役割をしているものによって保護されています。
関節軟骨には神経がないため、痛むことはないのですが、この関節軟骨がすり減るなど関節に異常があった時、関節を包んでいる関節包が引っ張られて周囲の神経から痛みが生じます。
また、この膝の痛みの症状は病気によるものだけでなく、スポーツや長年の生活習慣、加齢など、原因が多岐にわたります。
病気によるものとしては、中高年になって膝の痛みを訴えるものの中で最も多い変形性膝関節症をはじめ、免疫異常によって関節軟骨が破壊される関節リウマチなどがあります。
スポーツや筋力トレーニングで下半身の筋肉を強化することは膝の痛みを予防・改善することに重要なのですが、筋肉が疲労していたり、過度な運動を継続したりすると、膝に余分な負担がかかり、膝を支えている筋肉や靭帯を痛める原因になってしまいます。
女性に多い膝の痛みの原因としては、O脚やX脚で膝関節に負担がかかることがあります。O脚では膝の内側、X脚では膝の外側に負担がかかります。
体重の急激な増加や肥満体型の方は、自分の体重を支えるため、普通体重の人よりも膝に負担がかかり、痛みやすくなります。
運動不足や疲労、日常生活における姿勢の悪さなどによって、太もも周辺の筋肉が衰え、膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなると、膝に負荷がかかってしまいます。
膝の痛みの症状
膝の痛みと一言でいっても、その症状は様々です。主な症状を以下にまとめてみました。
- 膝の動きに異常がある
- 膝に不安定さを感じる
- 膝に水が溜まる
- 膝がだるい
- 膝を動かしたときに音がする
- 膝の周辺にこぶのようなものができる
- 膝に急激な痛みが走る
- 膝を動かしていないときでも痛む
- 膝以外の関節も痛む
- 膝の皿が痛む
- 膝の皿に違和感を感じる
- 膝の痛み以外に風邪のような症状がある
こういった症状がある場合は、膝だけでなく、全身に異常があることもあります。早めに病院へ行くことをオススメします。
病院では何科へ?
膝の痛みを治療するには、まず整形外科を受診しましょう。関節や骨、筋肉の病気は整形外科が専門とする分野です。
病院では、薬による薬物療法の他にも、サポーターなどの装具や杖の処方、温熱療法や寒冷療法、運動療法(リハビリテーション)、手術療法などそれぞれに合った治療法を選択できます。
主治医としっかり話し合って自分に合った治療法を選びましょう。
まとめ
膝の痛みの原因は人それぞれです。一度すり減ってしまった関節軟骨を元のような状態に戻すことは難しいですが、痛みを和らげ、元の生活に近い生活が送れるように、治療を行いましょう。