
いつの間にか生えてくる親知らず。他の歯を押して痛みが出たり、歯磨きがしにくくて虫歯になりやすかったり、抜歯ということになることも多いですよね。親知らずを抜くと、その後には様々な症状が出ます。ここでは、歯痛や頭痛など、親知らずの抜歯後に起こる症状をまとめてみました。
出血
親知らずを抜くと必ず出血します。普通は、抜歯後にガーゼをしっかりと噛みしめて止血します。血の止まりにくい人などはしばらく噛み続けておく必要がありますが、ほとんどの場合、10分ほどで出血は止まります。数日間はちょっとした刺激で出血しやすい状態ですので、傷口をいじったりしないようにしましょう。
痛み
抜歯をする時は、麻酔をしますのであまり強い痛みを感じませんが、麻酔の効果が切れてくると痛みが出てくることがあります。痛みの度合いは個人差があるため、一概には言えませんが、だいたいの場合は鎮痛剤が処方されるので、痛くなりそうと思ったら先に飲んでおくと良いでしょう。長くても1週間くらいで痛みは落ち着いてきます。
腫れ
親知らずを抜歯すると、その傷を治そうとするため、その部分に血液が集まり腫れてきます。ですので、歯茎を切開して抜歯した場合など、傷口が大きいほど腫れもひどいことが多いです。
腫れ自体は2日くらいで落ち着いてきます。ただし、腫れが目の下や首の方まで広がっている場合は、傷口からの感染の可能性もありますので、早めに歯科医院へ受診しましょう。
麻痺
親知らずだけではなく、歯の根元には多くの神経が走っています。抜歯をした際に、神経を傷つけてしまうと、その神経の支配する部分が麻痺を起こすことがあります。
特に下の歯の場合に起こりやすく、症状としては、下唇から顎にかけて、痺れているような、まだ麻酔が残っているような感覚がします。
また、ご飯粒などが付いていても気づかないといったこともあります。歯科医師の技量や親知らずの抜歯の難易度などによって、発生頻度は異なりますが、麻痺を起こしても薬物治療で治すことが可能です。
ドライソケット
ドライソケットとは、抜歯後の穴にできたかさぶたが取れてしまったりして、口の中で歯の骨が露出してしまうことを言います。本来ならば、骨は歯茎で覆われなければいけないため、むき出しの状態だと食べ物などが当たるととても痛いです。
抜歯後の通常の痛みと違い、何日も痛みが続きます。このような場合は、追加の薬や処置が必要なこともあるため、早めに歯科医院に受診しましょう。
まとめ
親知らずの抜歯後は色んな症状が出ます。それが怖くてなかなか抜歯に踏み切れない人もいるかもしれませんが、放置すると虫歯になったり、他の歯に影響が出たりすることもあるため、かかりつけの歯科医とよく相談しましょう。