
頭痛が起きた時に首の痛みも一緒に起こるという経験はありませんか?首は常に思い頭を支えている状態ですので、頭痛と首の痛みには密接な関係があります。
首の不調が痛みという症状になる時に頭痛として現れる事も多いようです。この辛い症状の原因となっている事や改善のために頭痛がする・首が痛いときの原因と対処法について見てみましょう。
原因は?
頭痛がする時に首にも痛みがある場合、最も多く考えられるのが「緊張型頭痛」です。緊張型頭痛は長時間の同じ姿勢での作業や悪い姿勢、精神的なストレスにより肩から首、頭部の筋肉が緊張する事によって起こります。
どう対処すべき?
それでは、対処法を見ていくことにしましょう。
患部を温める
肩こりや首のこりのために頭部への血流が滞りや首の筋肉のこわばりが要因となりますので仕事の合間の休憩やストレッチをしたり、蒸しタオルなどで温めて血流を良くすることで症状を和らげることができます。
適度に運動する
運動などで筋肉を動かす機会が少ないと筋肉の血流が悪くなります。適度な運動で血流をよくして首のコリを軽減させたり、骨を支える筋肉をつけることも首の痛みや頭痛への対処法になります。
頸椎の機能に問題がある場合も!?
頭痛や首の痛みの原因に「頚椎症」や「頸椎ヘルニア」といった病気が関係していることもあります。
首の骨のクッションの役目をしている椎間板がずれたり、すり減ってしまい神経を刺激して痛みが出ることで発症します。悪化すると頭痛、手足のしびれやめまいなどの症状がでますので病院での診察が必要になります。
痛みが重大な病気が原因となっていることもあります。突発的に首が曲がらないほどの激しい頭痛がする場合はくも膜下出血という命に関わる病気の可能性があります。このような激しい痛みの時には早急に専門医を受診してください。
単なる首のこりを伴なう頭痛かどうかを見分けるには、頭痛薬を飲んでも痛みが治まらない、吐き気や手足のしびれがある、めまいを伴う、微熱や倦怠感などの痛み以外の症状があるかという点に注意しましょう。
緊張型頭痛には体操やストレッチが効果的です。仕事などの時も長時間同じ姿勢でいたり、パソコンを使い続けないように意識して休憩をいれるようにしましょう。
また、無理のかかる姿勢にならないようにパソコンの高さを調節したり、凝り固まった筋肉を温めて血行を良くしてほぐしたりするのもお勧めです。
まとめ
首の痛みを伴う頭痛は大きな問題がない場合が多いですが、日頃から疲労や緊張をためないような心掛けが大事です。また、痛みを感じたらひどくなる前にストレッチやマッサージをしたり温めて血流の改善をはかりましょう。