
不正出血とは、生理ではない出血の事です。鮮血が数日続くこともあれば、1週間以上続くこともあります。原因は様々ですが、体の中での異変を示していることもあります。今回は、産後の不正出血の原因と対処法についてまとめます。
産後に見られる悪露とは
出産直後から始まる子宮からの出血で、子宮がもとの大きさに戻っていく過程で、出産時に剥がれおちた胎盤や子宮内膜が出血で排出されます。
また、出産で傷ついた部分からの出血の場合もあります。個人によって違いますが、およそ1ヶ月から2ヶ月ほどで出血は治まります。日を追うごとに出血量が減ってきて、血の色も薄くなります。
不正出血の原因
ホルモンバランスの乱れ
産後のホルモンバランスの乱れが原因の場合があります。一時的な不正出血の場合は排卵日の前後に僅かな出血が一時的に見られます。女性ホルモンの分泌が減少する為なので心配する必要はありません。
産後は赤ちゃんがいる為、十分な睡眠時間を得ることができません。以前と生活環境が変わるためにストレスを感じることがあります。不規則な生活とストレスにより、ホルモンのバランスが乱れやすくなります。
子宮口がやわらかい
子宮口がやわらかく開いている状態の場合も不正出血が見られます。時間と共に改善されるため心配する必要はありません。
病気の場合
出産時に膣に傷ができて完治していない、傷口が赤く盛り上がることが原因で不正出血する場合があります。「膣部びらん」や「子宮頚管ポリープ」、「膣炎」の可能性があります。
子宮頸がんや子宮体がんが原因の場合は命の危険性があります。妊娠時にがん検査をしますが、出産後にもう一度受ける必要があります。
出血量に関係なく病院に受診をしましょう。出血が少量だからと受診をしないと発見が遅れる場合があります。
対処法
まずは不正出血の原因を見極めることが必要です。不正出血なのか生理によるものなのか原因を明らかにしましょう。不正出血の場合は、基礎体温を計測することで分かることがあります。
生理の場合
生理前は基礎体温が下がり、生理後は上がります。この変化の中で出血が見られると問題はありません。
不正出血の場合
生理周期でもないのに出血が見られます。一度病院受診をしましょう。
まとめ
不正出血でもほとんどの場合は出産による傷が原因の場合が多く見られ、時間と共に改善されます。
しかし、子宮頸がんや子宮体がんなどの病気の可能性も考えられるので、基礎体温を測って隠れている病気を見つけることも必要です。産後も定期的に検査を受けるようにしましょう。