ふくらはぎは「第二の心臓」と言われているほど大切な部分です。ですので、このふくらはぎがだるかったり、疲れていると体の不調の原因になることもあります。そんなわけで、今回は、ふくらはぎがだるい・疲れる原因と対処法についてまとめていきます。
目次
ふくらはぎがだるい場合
原因
ふくらはぎのだるさは、足に疲労が溜まっているか、冷え症などで足が冷えているために起こります。
ふくらはぎは心臓のように血液を送るためのポンプの働きをしているのですが、疲労が溜まることで血液を送るポンプの機能が上手く機能しなくなります。
逆にふくらはぎの筋肉が動くことで血液循環がよくなります。
足が冷えていたり、長時間の立ち仕事などで同じ姿勢でいることが多くなると筋肉が固まってしまい、ふくらはぎの機能がうまく動かなくなるので注意が必要です。
対処法
日常的に体を冷やさないようにする
クーラーや冷たい飲み物など体を冷やさないようにしましょう。クーラー対策としては衣服で調節するようにし、直接クーラーの風を浴びないように工夫する必要があります。飲み物は常温や温かいものを飲むように心がけましょう。
ふくらはぎをほぐす、温める
ふくらはぎの周りの筋肉の緊張をほぐすことが必要です。筋肉がほぐれやすいように、お風呂につかるなどして暖めて、ほぐすと効果的です。
適度に運動をする
簡単なストレッチや歩くことで筋肉を動かすことができます。ふくらはぎの筋肉を動かすように心がけましょう。
適度の水分補給をする
血行不良が原因でふくらはぎがだるくなります。体内で水分不足になると血液の状態が悪くなり、血行不良になります。普段から水分をこまめに取る事が大切です。
*ふくらはぎのだるさが慢性的なもので、ストレッチなどをしても効果が見られない場合は、何らかの病気が関係している可能性があります。病院受診をお勧めします。
ふくらはぎが疲れる場合
原因
ふくらはぎの疲れは、血液循環の悪化が原因です。血液循環が悪化すると、乳酸が下半身へ停滞します。心臓から送られた血液は全身を巡り心臓に戻ります。
上半身は心臓に血液が戻りやすいですが、下半身は重力に逆らって心臓に戻らなくてはいけません。
心臓に血液を戻す時にふくらはぎのポンプの役割が重要です。ふくらはぎの筋肉が動くことにより、血液を心臓に押し上げることができます。
立ち仕事などで立っている時間が長くなると、ふくらはぎの働きが悪くなり、血液の循環が悪化します。結果ふくらはぎに疲れを感じやすくなります。
対処法
同じ姿勢でいないようにする。
ストレッチや姿勢を変えるなどの工夫して、姿勢を変えるようにしましょう。
ふくらはぎの筋肉を鍛える
つま先立ちをするなど単純な運動をすることでふくらはぎの筋力を鍛えることができます。
血液をサラサラにする
緑茶や青魚、玉ねぎや海藻類、納豆を積極的に食べるようにしましょう。特に納豆はナットウキナーゼが血栓を溶かす効果があります。
まとめ
ふくらはぎのだるさや疲れは、長時間の立ち仕事や冷え性が原因となっていることが多いですが、簡単なストレッチを行うことでケアすることが可能です。
また、どんな病気や体の症状でも言えることですが、日頃から適度な運動を行うことで症状を抑えることも可能です。ストレッチなどの軽い運動でも良いので毎日少しずつ運動するように心がけてくださいね。