
水分を多く摂取したり、カフェインを含む飲み物を飲むと尿意が近くなります。
緊張したり寒い時など体が冷えて尿意が近くなることなりますが、日頃から常に尿意を強く感じたり、また尿漏れをしてしまうなどは病気の可能性があります。尿意を我慢するのは精神的にも身体的にも良い影響を与えないため早めに対処することが大切です。
今回は、異常な膀胱の活動に効果的なウリトスの効果や副作用について解説します。
効果
ウリトスはイミダフェナシンを有効成分とする過活動膀胱の治療剤です。
主に過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁に効果があります。過活動膀胱とは、常に尿意をもよおし、頻尿や特に夜間にトイレに行きたくなる状態を言います。突然、強い尿意に襲われ我慢でくなくなり尿失禁などを起こしてしまうのが特徴です。
有効成分が膀胱の平滑筋に存在する受容体に働きかけることで、膀胱の緊張を和らげ、膀胱の過度の収縮を抑えてくれます。
成人に対して1回0.1mgを1日2回、朝食後及び夕食後に内服することで症状が緩和するでしょう。
副作用
ウリトスは抗コリン作用に伴う副作用が起こることがあります。
主な副作用は口渇、便秘、羞明、霧視、眠気、胃不快感、トリグリセリド増加、γ-GTPの上昇など見られることがあります。その他、口内乾燥や残尿、腹部不快感、頭痛、排尿困難なども副作用として見られる症状です。
また動悸、血圧上昇、咽喉頭疼痛、咳嗽、赤血球減少、白血球減少、血小板減少などの血液値の異常、γ-GTP、アルカリホスファターゼ、AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビンの上昇など肝機能値の上昇にも注意するようにして下さい。
重大な副作用に急性緑内障や尿閉が見られることがあります。
眼圧亢進が現れる、尿が出ないなど症状が起きた時は、急性緑内障や尿閉を起こしている可能性があるので、内服を中止して適切な処置を受けるようにして下さい。
麻痺性イレウスや幻覚・せん妄、QT延長、心室性頻拍なども重篤な副作用として現れることがあるので状態を観察するようにします。
前立腺肥大症など尿路閉塞疾患のある方は残尿量測定の検査を行ってから内服するようにして下さい。
羞明、霧視、眼の異常感など眼調節障害のある方はめまい、眠気など副作用に注意するようにします。
尿閉のある方、腸管閉塞や麻痺性イレウスなどある方は内服禁止となっています。
抗コリン剤、抗ヒスタミン剤、三環系抗うつ剤、イトラコナゾール、エリスロマイシンの併用は副作用に繋がる恐れがあるため医師の指示に従い内服するようにして下さい。
まとめ
ウリトスは過活動膀胱の治療に用いられる薬剤です。
日頃から尿意を強く感じ、夜間に何度も起きたり、頻回にトイレに行く必要がある場合、日常生活にも悪影響を及ぼすことがあります。過剰になった膀胱の収縮を抑えることで症状が緩和するでしょう。