
虚弱体質だと病気にかかりやすくなったり、体力がなく毎日の生活に支障をきたすことがあります。運動したり栄養バランスの摂れた食事内容で健康を管理することができますが、効果が得られないときは漢方薬で改善することができます。今回は、「参茸補血丸(サンジョウホケツガン)」の効果や副作用について解説します。
効果
参茸補血丸は、8つの生薬を有効成分とする漢方薬で、主に虚弱体質や肉体疲労、病後の体力低下、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症などに効果があります。
生薬の黄耆(オウギ)は末梢血管に作用して血流を促し、虚弱体質や冷えの症状を解消する効果があります。牛膝(ゴシツ)は鎮痛作用や血流を促進する働きで、冷えに効果があり、杜仲(トチュウ)には虚弱体質を改善してくれる作用があります。
竜眼肉(リュウガンニク)は滋養強壮の成分で、体力がない方のための栄養成分となります。人参(ニンジン)は新陳代謝を高めて体を温めることで、虚弱体質や胃腸虚弱にも効果を発揮します。
唐当帰(カラトウキ)は血流を促すことで冷えなどの症状に役立ちます。巴戟天(ハゲキテン)は血行を良くして腰痛などの症状に効き目があります。鹿茸(ロクジョウ)は動物由来の成分で滋養強壮に作用して体力の低下を改善してくれます。
生薬の力で体の新陳代謝機能を高めて、食欲を増進し、からだを丈夫にする働きが得られます。1回10丸を1日3回内服することで効果が実感できるでしょう。
副作用
植物由来から作られる生薬は薬剤成分を含む薬と比較して副作用が少ないと言えます。主な副作用として、食欲不振や胃部不快感、腹痛などが見られることがあります。
下痢などの症状が強い方は内服を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。また、胃腸虚弱や下痢をしやすい方は医師や薬剤師に相談してから内服すると安心です。
薬剤などで、発疹・発赤、痒みなどを起こしたことがある方は専門家に相談するようにしましょう。また、妊娠中や妊娠の可能性のある方は医師の指示に従い内服して下さい。1ヶ月以上内服しても症状が改善しないときは他の病気の可能性もあるので医師の診察を受けるようにしましょう。
まとめ
参茸補血丸は体力が低下した方や虚弱体質の方に適した漢方薬です。血流が悪かったり基礎代謝が低下すると体調不良の原因になります。
参茸補血丸は新陳代謝を活発にする成分や血流を促す成分で身体の中から改善されるでしょう。また、漢方薬と合わせて規則正しい生活や適度な運動、栄養バランスの摂れた食事など体力を増強していきましょう。