年齢とともに目のかすみや疲れを感じることが多くなります。それは、目のピントを調節機能が低下することと涙の分泌量が減るためです。ピント調節機能が低下すると、一生懸命見ようとしてますます目を酷使することになります。
また、40代以上の人では徐々に老眼になっていきますので、ものが見えにくくなります。今回は、年齢によっておこる目の疲れにおすすめのロートVアクティブの効果や副作用について説明していきます。
効果
ロートVアクティブには、年齢による眼精疲労や目の乾き、かすみ目に有効な成分が配合されています。
パンテノールとタウリン、ビタミンB6の働きによって、新陳代謝を高めて目の疲れを改善します。ネオスチグミンメチル硫酸塩には、ピント調節機能を回復して、目の疲れを改善する働きがあります。
コンドロイチン硫酸エステルナトリウムは涙に含まれる成分なので、涙液成分を補給することで角膜表面を保護して目の乾きや疲れを改善します。グリチルリチン酸二カリウムには抗炎症作用があり、目のかゆみや充血をおさえます。
クロルフェニラミンマレイン酸塩には抗ヒスタミン作用があるので、ヒスタミンをブロックして目のかゆみをおさえます。ゴマ油やハッカ油、ユーカリ油が配合されているので、うるおい感のあるすっきりとしたさし心地の目薬です。
目のかすみや目の疲れ、目のかゆみ、結膜充血、眼病予防に効果があります。また、ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感を改善します。
使用方法は、1回1~3滴を1日5~6回点眼してください。ソフトコンタクトレンズを装着したままでは使用できません。
副作用
ロートVアクティブは、内服薬と違い点眼薬なので、副作用が起こることはほとんどありません。
ただし、皮膚に発疹・発赤やかゆみが出たり、目が充血したり、しみて痛いというような症状が出た場合は、副作用の可能性があります。
このような症状がみられたら、すぐに使用するのをやめて医師または薬剤師、登録販売者に相談するようにしましょう。
まとめ
老眼でものが見えにくくなるのは仕方がないとあきらめていませんか。年齢とともに目の水晶体が硬くなり、ピント調節機能が低下することは避けられません。
しかし、日頃から目をいたわっておけば、老眼の進行を緩やかにすることはできます。目薬をさして目の乾燥を解消すれば、疲れ目が解消され、ものが見えやすくなります。
また、目薬をさすことで目がスッキリして気分転換にもなります。配合されている成分によって効果もさし心地もさまざまなので、自分の症状にあった目薬を選びましょう。