
頭痛は日常から起こりやすい症状ですが、症状が酷いと吐き気や嘔吐を伴うなど症状が悪化することがあります。頭痛のような痛みは不快で放置すると痛みが増し、日常生活に影響を及ぼすことがあるので内服薬で改善することが大切です。
今回は片頭痛の薬、イミグランの効果や副作用について解説します。
効果
イミグランはスマトリプタンコハク酸塩を有効成分とする片頭痛の治療薬で、主に片頭痛に効果を発揮する薬剤です。
片頭痛は血管が拡張し、周囲の血管に炎症が起こることで頭痛が発症します。
有効成分のスマトリプタンコハク酸塩はセロトニン受容体に作用して拡張した血管を収縮させ、炎症を鎮めることで症状を和らげてくれます。
また炎症を引き起こす神経に働きかけ、痛みを緩和する効果があります。
通常、成人に対して1回50mgを片頭痛の発現時に頓服薬として内服します。
効果が十分に得られない時は、追加して内服することができますが、前回の内服から2時間以上の間隔をあけてから内服するようにします。
内服用量が50㎎で効果が得られない場合には、次回の内服から100mgの用量で内服することができますが、1日の最大用量は200mg以内となっています。
副作用
イミグランの副作用は少なめですが、循環器系や精神神経系の副作用には注意するようにしましょう。
主な副作用は悪心・嘔吐、動悸、倦怠感、眠気、身体の痛みなど現れることがあります。
その他、蕁麻疹、発疹などの過敏症、呼吸困難、一過性の血圧上昇、頻脈、低血圧、肝機能障害など現れることがあります。
このような症状が見られたら、内服を中止するなど適切な処置を行うようにして下さい。
重大な副作用にはアナフィラキシーショック、アナフィラキシーの症状が現れることがあるので内服直後の状態に注意するようにします。
顔面蒼白や冷感、全身発赤、嘔気、蕁麻疹、喉の腫れ、息苦しさなど現れたら早急に医師の診察を受けるようにして下さい。
また不整脈や狭心症、心筋梗塞など虚血性心疾患を起こす恐れがあるため状態を観察するようにしましょう。
エルゴタミンやエルゴタミン誘導体含有製剤、5-HT1B/1D受容体作動薬、MAO阻害剤等を内服している方は薬の相互作用で効果を増強させる恐れがあるため内服禁止となっています。
この他にも選択的セロトニン再取り込み阻害薬など効果が増強する恐れがあるので併用薬がある場合は医師に伝えるようにして下さい。
虚血性心疾患やてんかん用発作の既往がある方、肝臓・腎臓に障害にある方は副作用を起こさないためにも慎重に内服するようにします。
イミグランは血管を収縮させる作用があるため循環器系に病気のある方は医師の指示に従い内服するようにして下さい。
まとめ
イミグランは片頭痛に効果的な薬剤です。片頭痛は慢性的な疾患なので痛みが起こった時は早めに内服することで回復が早まります。
イミグランは予防薬ではないため頭痛が起こりそうだと思ったら内服するようにしましょう。早めに内服することで効果が発揮され症状を軽減することができます。
片頭痛はストレスや疲労、腹側な生活などで発症しやすいのでストレスを溜めこまず、適度にリフレッシュすることで症状が緩和するでしょう。