
虫さされや肩こりに有効なキンカンは多くの方に愛用されている外用薬です。虫に刺された直後に塗布することで痒みを抑えられ症状も悪化せずにすみます。
また虫刺されのほか肩こりや腰痛、打撲など幅広く使用することができ、ひとつの薬で痒みの症状から痛みを取り除いてくれる作用まであり便利な薬です。今回は、キンカンの効果や副作用について解説します。
効果
キンカンは5つの有効成分を含む鎮痛・鎮痒・消炎剤の薬です。虫刺されやかゆみ、肩こり、腰痛、打撲、捻挫など幅広く利用できるのが特徴です。有効成分のアンモニア水は消炎作用があり、虫刺されなどによる腫れの症状を緩和する働きがあります。
ℓ–メントールは肌に塗るとスーッとする清涼感のある成分で抗炎症・抗菌作用が得られます。そのほか皮膚を刺激することで血流を良くする作用があります。
d–カンフルは鎮痛・鎮痒・消炎効果があり、サリチル酸は痒みに素早く反応して高い殺菌能力や抗炎症作用が期待できます。
トウガラシチンキはトウガラシから生成される成分で、代謝促進、抗炎症作用、鎮痛効果があり腰痛や筋肉痛などに効果を発揮します。
これらの有効成分がそれぞれに作用して虫刺されの痒みや腰痛、肩こりなどの痛みに働きかけます。キンカンの表面部は、スポンジ式でスプリングを押すことにより液量が調整できるようになっています。1日数回、適量を塗布することで効果が期待できるでしょう。
副作用
痒みから痛みまで幅広く効果のある外用薬ですが、肌質によっては皮膚などに副作用が起きることがあります。キンカンの副作用は、皮膚の発疹、発赤、かゆみ、かぶれ、ただれ、灼熱間、刺激感などが主な症状になります。
この様な症状が見られたら使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにしましょう。ガーゼに浸して患部に塗布するのはかぶれの原因となりますので注意して下さい。
また成分に含まれているアンモニアは刺激が強いためかぶれや目の周囲や傷口、粘膜へ使用するのを避けます。薬剤アレルギーのある方や患部の湿潤やただれが酷い場合には医師や薬剤師に相談してから使用するようにします。
キンカンの成分には刺激の強い成分が含まれているため、皮膚が敏感な方や乳幼児への使用は副作用が出やすくなりますので使用を控えるか、専門家に相談してから使用するようにしましょう。
万が一、子供が誤って口に含んだ場合、水かぬるま湯でうがいをして口の周囲を濡れタオルで拭くようにします。液を飲み込んだ場合は速やかに医師の診察を受けるようにして下さい。キンカンを約5日〜6日使用しても症状が改善されないときは医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
まとめ
長く愛用されているキンカンは虫刺されだけでなく筋肉の痛みにも効果のある外用薬です。清涼感がある為、虫刺されの痒みや痛みがスーッとひいていきます。
塗って乾燥させるを繰り返すことで効果が得られますが、症状が改善されないときは医療機関で診てもらうようにしましょう。