スポンサードリンク
カロナールは解熱鎮痛剤として病院から処方される事が多く、私たちに馴染みのあるお薬の1つです。即効性もあり、頭痛や発熱に限らず神経痛、腹痛、生理痛など広い用途に効果的である事が認められています。
このように効果の高いお薬ではありますが、副作用も気になるところですね。解熱鎮痛剤によくみられる眠気などの副作用があるのかを見てみましょう。
スポンサードリンク
カロナールを服用すると眠気は出る？
カロナールは解熱鎮痛剤として幅広い用途で、また患者さんの年齢層も広く使われています。
カロナールの主成分であるアセトアミノフェン製剤は比較的副作用が少ないと言われているのですが、当然ゼロではありません。主な副作用としては、発疹、嘔吐、食欲不振、などが報告されているようです。
解熱鎮痛剤によくみられる眠気の副作用は特に報告されていないようですので、それほど心配はいらないようです。
カロナールの副作用一覧
重篤な副作用として報告されている副作用についても挙げてみたいと思います。
- アナフィラキシーショック症状（皮膚の痒み、じんましん、くしゃみ、喉の痒み、息苦しさ、動悸など）
- 中毒性皮膚壊死融解症（高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、喉の痛み、皮膚の広範囲に発疹・発赤）
- 喘息発作の誘発
- 肝機能障害（全身のだるさ、食欲不振、黄疸、発熱、発疹など）
- 間質性肺炎（少しの動きで息切れ、息苦しさ、空咳、発熱）
- 急性腎不全、間質性腎炎などの腎機能障害（発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、だるさ、関節痛、下痢）
- チアノーゼ（つめや口唇が青紫色に変色する）
- 血小板減少、血小板機能低下（出血すると血が止まりづらくなる）
これらの重篤な副作用はほとんどなく用法・用量を守り正しく服用している限り過度に心配する必要なないと言われています。
しかし、副作用が現れた時の症状については知識として頭に入れておき、副作用と思われるような症状が現れた時には早急に医師に相談するようにしましょう。
スポンサードリンク
以下のような方はカロナールを服用してはいけません
また、カロナールには禁忌とされている病気がありますので、併せて紹介しましょう。
- ・消化性潰瘍のある方
- ・重篤な血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全のある方
- ・カロナールに過敏症の既往歴のある方
- ・アスピリン喘息またはその既往歴のある方
これらの既往歴のある方は病院の受診の際に必ず医師に相談するようにしましょう。
まとめ
カロナールは作用が穏やかで、副作用も少なく安全性の高いお薬と言えます。
しかし、どんなお薬にも副作用がゼロではないという事を理解し正しく服用する事、そしていつもと違う違和感や副作用の兆候のような症状が出た時には、医師に相談するようにしましょう。
スポンサードリンク