
塩分の摂り過ぎや偏った栄養、運動不足などは高血圧症の原因になります。
血圧が高くなると、心臓や腎臓などに負担がかかり、重大な病気を発症してしまいます。食事や運動療法などで改善することも可能ですが、血圧を下げる薬剤を用いて血圧をコントロールすることも大切です。
今回はエースコールの効果や副作用について解説します。
効果
エースコールはテモカプリル塩酸塩を有効成分とする胆汁・腎排泄型ACE阻害剤の薬剤です。
主に高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症の治療に用いられます。血圧が上昇する原因にはアンジオテンシンⅡと呼ばれる物質が関与しています。
有効成分のテモカプリル塩酸塩は、アンジオテンシンⅡの物質に作用して物質の産生を抑えて血管を拡張させ血圧を下げてくれます。
通常、成人に対して1日1回2〜4 mgを内服します。1日1回1mgから内服を開始して、必要に応じ4mgまで増量することができます。
副作用
血圧の薬はめまいや立ちくらみなど副作用が起こることがあるので注意しましょう。
主な副作用は、咳などの副作用が見られることがあります。その他、発疹、掻痒、蕁麻疹、貧血、めまい、頭痛、頭重感、嘔気、嘔吐、下痢、胃部不快感、食欲不振、咽頭不快感など現れることがあります。
また白血球減少、好酸球増多、血小板減少など血液値の異常やAST(GOT)、ALT(GPT)、ALP、LDH、γ-GTPなど肝機能値の上昇が見られることがあります。
重篤な副作用には血管浮腫が見られ、顔面、舌、声門、喉頭の腫れなど呼吸困難を伴うことがあります。
万が一、気道閉塞が起こった場合は、気道確保やアドレナリン皮下注射など医師の指示により適切な処置を受けるようにして下さい。
肝機能値の上昇を伴う肝機能障害や黄疸、高カリウム血症など現れたら内服を中止して適切な処置を受けるようにします。
急性腎不全、ネフローゼ症候群なども重篤な副作用として起こることがあるので注意しましょう。
併用薬によっては、ショックやアナフィラキシーを起こす危険がある薬剤もあるので、他の病気で内服している薬剤がある場合は、必ず医師に伝えるようにして下さい。
他の利尿剤や降圧剤を内服している方も薬の相互作用で副作用に繋がる恐れがあるため医師に相談するようにして下さい。
まとめ
エースコールは高血圧症に用いられる薬剤です。
血圧は食事や生活習慣が影響して高くなることがあります。またストレスや疲労、肥満なども高血圧症の原因のひとつとなるので規則正しい生活や運動療法、食事療法などを心がけましょう。
血圧の薬を内服している方は定期的に血圧を測定したり、医師の診察を受けるなど正しく薬剤が作用しているか確認することも大切です。