
日常的に痛みを起こすものには頭痛や生理痛、風邪による喉の痛み、関節痛、腰痛などがあります。痛みが起こると仕事や家事がスムーズに進まないなど日常生活にも影響が出てしまいます。
このような場合は、薬を使用し痛みを軽減することで普段と変わりなく生活することができます。今回は、そんな薬の1つ、ロキソニン60mg錠の効果や副作用について解説します。
効果
ロキソニン60mg錠は、ロキソプロフェンナトリウム水和物を有効成分とする鎮痛・抗炎症・解熱剤のお薬です。関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛などの消炎・鎮痛や手術後や外傷後、抜歯後の鎮痛・消炎、急性上気道炎などの解熱鎮痛に用いられます。
炎症や痛みを引き起こす物質にはプロスタグランジンが関与していますが、プロスタグランジンの産生を抑制することで痛みを抑えることができます。比較的効き目が早く、内服後30分〜40分程度で効果が発揮され、約5時間は持続効果があります。
症状により内服用量が異なり、関節リウマチや手術後、抜歯後の消炎・鎮痛には1日3回経口投与し、急性上気道炎では1日2回までとします。
1日2回〜3回の内服で辛い痛みや炎症が緩和されるでしょう。1回内服した場合は、4時間〜5時間の間隔をあけて次の内服をするようにして下さい。プロドラッグ製法なので痛みの物質に働きかけ、胃腸に負担がかからない製法になっています。
副作用
ロキソニン60mg錠は安全性が高く副作用が少ないですが、注意を守らないと副作用に繋がることがあります。主な副作用として、胃部不快感、悪心・嘔吐、食欲不振などの消化器症状や浮腫、発疹、蕁麻疹、眠気などが現れることがあります。
重大な副作用は稀ですが、ショック、アナフィラキシー様症状など内服後に血圧低下や蕁麻疹、咽頭浮腫、呼吸困難など見られたときは直ちに医師の診察を受けるようにして下さい。
そのほか、無顆粒球症や溶血性貧血、白血球数や血小板数の減少、急性腎不全、間質性肺炎、消化管出血や肝機能障害などにも注意するようにしましょう。
発熱や息切れ、急な咳、全身倦怠感、黄疸、激しい腹痛や下血といった、いつもと異なった症状が現れたときは医師の診察を受けたり、薬剤師に相談するようにして下さい。
特に長期間に渡り内服する場合は定期的に血液検査を受けるようにしましょう。頓用・頓服で内服するときは症状が改善したら副作用を起こさないためにも内服を中止するようにして下さい。
消化器系に潰瘍などある方や気管支喘息、腎障害、血液の異常、高齢者などは症状が悪化する可能性があるので医師の指示に従い内服するようにして下さい。
まとめ
解熱鎮痛剤には様々な薬がありますが、ロキソニン60mg錠はプロドラッグ製法で胃腸に優しい解熱・鎮痛剤です。胃腸に負担をかけず速やかに痛みや炎症を取り除いてくれます。ロキソニン60mg錠を頓服薬として用いる場合は痛みが治まったら内服を止めるようにして下さい。