
乳幼児に対して猛威を振るうRSウイルス。RSウイルスに特効薬はないと言われていますが、対症療法のための治療薬は存在します。ここでは、RSウイルスに効く治療薬を症状ごとに分けて見ていきたいと思います。
目次
症状別治療薬一覧
発熱に対して
「アセトアミノフェン(カロナール)」という解熱剤を使用します。
呼吸器の症状に対して
「鎮咳去痰薬(ちんがいきょたんやく)」や「気管支拡張薬」、「オノンやキプレスといったロイコトルエン拮抗薬(抗アレルギー剤)」が用いられます。
細菌感染に対して
抗生物質が投与されます。
咳・鼻水に対して
風邪と同様に、咳や鼻水の症状を抑える薬(風邪薬)が使用されます。
呼吸困難などに対して
症状が軽い場合は、ステロイド剤が用いられます。また、症状が悪化している場合には、点滴や人工呼吸といった処置が取られます。
予防法一覧
ここまでは、RSウイルスの治療薬について見てきましたが、冒頭でも書いた通り、RSウイルスに特効薬は存在しません。ですので、感染しないように予防することが重要になってきます。
手洗い・うがい
どんなウイルスや細菌に対しても有効な手段ですが、手洗い・うがいを徹底するようにしてください。また、RSウイルスはアルコールに弱いという特徴があるので、アルコールスプレーなどを使うのもおすすめです。
清潔な環境を保つ
ハウスダストやタバコの煙、カビやダニなどは呼吸器に悪い影響を与えることがあります。ですので、こういった要素を家庭内から取り除き、清潔な環境を保つようにしてください。
流行情報を知る
RSウイルスは、例年10月から翌年の2月頃まで見られます。ピークは、12月・1月と言われているので、この時期には注意が必要です。
具体的には、この時期に人混みを避けたり、幼稚園・保育園・学校などで流行っている場合には、登園・登校を控えたりすると良いでしょう。
まとめ
RSウイルスは、喘息や気管支炎、喘鳴といった病気を誘発しやすい病気でもあります。ですので、感染してしまった場合には、重症化しないようにしっかりと治療するようにしましょう。
また、先ほども書きましたが、RSウイルスは、アルコールで簡単に殺菌できるウイルスです。普段、子供が触るようなものは、こまめにアルコール殺菌するようにしましょう。