
小さなお子さんをもつ方の心配と言えば、やはり感染症だと思います。十分な免疫力ができあがっていない乳幼児は、あらゆる菌に気を付けなくてはなりません。
中でも、子供が重症化しやすいRSウイルスには注意が必要です。ここでは、RSウイルス感染後の保育園への対応方法と登園までの期間などについてまとめていきます。
保育園への対応方法は?
RSウイルスは、正式名称を、「Respiratory Syncytial VIRUS(レスピラトリー・シンシチアル・ウイルス:RSウイルス)」といい、「Respiratory(=呼吸)」のという意味からわかるとおり、呼吸器系に影響を及ぼすウイルスです。
RSウイルスの感染力は非常に高く、「2歳児未満ではほぼ100%かかる」と言われています。「私やったかなあ…」とあまり聞き覚えのない方も少なくないと思います。
それもそのはず、RSウイルスは症状が風邪と酷似しており、風邪と誤解されることも度々…。感染すると、主に咳や鼻水、高熱が出て、息苦しさを覚えます。一見して風邪ととてもよく似ていることがわかるかと思います。
では、もしRSウイルスにかかってしまった場合、保育園や幼稚園へはどのようにすべきなのでしょうか?RSウイルスはとても感染力の強いウイルスで、大人でも感染します。
したがって、子供がたくさん集まる保育園や幼稚園は絶対にお休みしてください。ほかの子供に感染するばかりか、集団感染をも引き起こしかねません。
感染してから登園できるまでの期間は?
子供個々の免疫力や回復力によるところが大きく、だいぶ差はありますが、一般的には、1~2週間で治ると言われています。
この期間は長く、お仕事に行っていて診られないという方もいるかもしれませんが、乳幼児のRSウイルスへの感染の場合、大人と比べて免疫力ができていないために最悪の場合、死に至るという報告されています。
ですので、単なる風邪だと思わず、きちんと側にいて看病してあげてください。RSウイルスは、一度かかっても抗体ができないため、何度でもかかります。
かかるために免疫力がつき、症状は軽くなりますが、それでも辛い状態をぶり返さないためにも、保育園や幼稚園は休み、また他の子からもらわないように気をつけましょう。
RSウイルスについてもっと知っておきましょう!
RSウイルスの感染経路は、口から侵入する経口感染が多いです。感染した人とのキスや、ウイルスの付いた物に触れてから口を触る、舐めるなどが原因で感染します。
また、感染者のくしゃみなど分泌物でも感染します。したがって、手洗いうがいに加えて、アルコール消毒や、親や兄弟が風邪のときは食器類など口に入るものにも気をつけましょう。
治療法もワクチンなど特効薬はなく、症状を抑える対処療法が中心となります。呼吸困難など重症の場合は、入院することもありますが、多くの場合は自宅で療養となります。
その場合、大切なのは、保温と補水です。鼻水や発熱により水分が奪われますので、こまめに水分を飲ませてあげて下さい。そして、温めることは免疫力の向上につながりますので、体を温めることも大切です。
まとめ
乳幼児に感染すると怖いRSウイルス。日ごろから風邪や菌に注意してくださいね。かかってしまったときは、焦らず病院に行き、鼻水を吸引してもらったり、お薬をもらったりと、すぐに対応しましょう。まだ症状がうまく伝えられない乳幼児を守るのはあなたです。