
あなたは日常でパニックを感じることがありますか? また、そのような状態で恐怖や不安感を感じることはありませんか? その症状、もしかしたらパニック障害かもしれません。ここでは、そんなパニック障害に効く薬をまとめていきたいと思います。
パニック障害とは
最近では、認知度もあがり、パニック障害という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。しかし、実際どのような症状が起こるのでしょうか?
パニック障害の主な症状は、電車の中やホーム、ショッピングセンターなど人が多く集まる所で急に息が苦しくなったり、めまいや吐き気をもよおしたり、ふるえ、動悸などさまざまな症状が襲います。
そのような症状に陥っている時は、このまま死んでしまうのではないか、何か良くない病気なのではないかという強い不安や恐怖も感じることがあります。
そして、また同様のことが起こってしまうのではないかという不安をも誘発し、この不安が原因となってパニック障害が起こるという悪循環をも招きます。
使われる薬は?
パニック障害の原因は、はっきりとは解明されていませんが、脳で分泌される成分のバランスが崩れることが原因ではないかと言われています。
その成分というのが、興奮を感じるアドレナリンと、安らぎやリラックスを感じるセロトニンです。治療では、これらの成分のバランスを整えたり、不安をなくす効果があるものが用いられます。主なものを以下に挙げてみましょう。
SSRI
SSRIとは、「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」の略称で、パニック障害の原因とみられるセロトニン不足を補う働きがあります。
代表的なものに、以下のようなものがあります。
- フルボキサミン(商品名:ルボックス、デプロメール)
- パロキセチン(商品名:パキシル)
- セルトラリン(商品名:ジェイゾロフト)
- エスシタロプラム(商品名:レクサプロ)
ベンゾジアゼピン系抗不安薬
抗不安薬と言われ、抗うつ剤に補助的に使われることがあります。また、即効性が高いことから、パニック障害が起こった際に、すぐ服用するなどの用途があります。
代表的なものに、以下のようなものがあります。
- ロラゼパム(商品名:ワイパックス)
- アルムラゾラム(商品名:ソラナックス、コンスタン)
- ブロマゼパム(商品名:レキソタン、セニラン)
- ジアゼパム(商品名:セルシン、ホリゾン)
- クロチアゼパム(商品名:リーゼ)
- エチゾラム(商品名:デパス)
- ロフラゼプ酸エチル(商品名:メイラックス)
漢方薬
上記の他にも即効性には欠けますが、毎日服用することで、じっくりと効果が出ることが期待されるのが漢方薬です。パニック障害に用いられるものとしては、以下のようなものがあります。
- 半夏厚朴湯
- 柴胡加竜骨牡蛎湯
- 桂枝加竜骨牡蛎湯
- 柴胡桂枝乾姜湯
- 加味逍遥散
- 加味帰脾湯
サプリメント
上記のような専門医に処方してもらう薬の他にも、医薬品ではありませんが、補助的にサプリも有効な場合があります。中でも、セロトニンやキチン・キトサンなどは大手通販サイトやドラッグストアでも市販されています。場合に応じて取り入れてみるのも良いかもしれません。
まとめ
100人に2〜3人はパニック障害が発症すると言われているほど、この病に悩まされる人は増えています。原因がわかっていないこともあり、治療法も個人個人にあったものが処方されます。まずは、一人で悩まず、心療内科や専門家に相談することをおすすめします。