12月になると途端に寒くなって風邪が急に流行してきます。風邪の症状もいろいろありますが、病院へ行こうかどうしようかと迷うのは喉の症状が出ない鼻風邪ではないでしょうか。
鼻水が出るくらいなら市販の薬で治ってしまうのではないかと考える人も多いと思います。そんな人のために、鼻風邪に効く市販薬について調べてみました。
目次
鼻風邪の原因
鼻風邪は様々な風邪のウイルスに感染して起きます。その中でも、ライノウイルスに感染することが多いようです。ライノウイルスは感染力が強く、低温や乾燥などの条件がそろえば簡単に人に移ってしまいます。
鼻風邪の症状
鼻水は、鼻の中を乾燥から守るために分泌しています。普段は鼻の内側を湿らせて喉に回りうまく循環しています。
ですが、空気が乾燥して鼻や喉の粘膜にウイルスが侵入してしまうと、それを排出するために大量の鼻水が分泌されるようになってしまいます。これが鼻風邪の症状です。
鼻風邪とアレルギー性鼻炎は区別がつきにくいものですが、今まで全くアレルギーが無かった人が急に鼻水が出てくるようなら風邪を疑った方がいいかもしれません。
鼻風邪の市販薬の種類
風邪の市販薬は様々ですが、鼻症状だけという場合、抗ヒスタミン成分配合の総合風邪薬がおすすめです。
抗ヒスタミン成分は眠くなる副作用があるといわれていますが、最近は眠くならないタイプの「第二世代」の抗ヒスタミン薬が主流になっています。
その他にも漢方薬や、抗コリン成分という鼻水の分泌を抑える作用のあるもの、鼻の粘膜の炎症を抑える成分配合の薬などがあります。
おすすめ市販薬一覧
ストナリニZ

佐藤製薬から販売されている「ストナリニZ」は、セチリジン塩酸塩と呼ばれる第2世代の抗ヒスタミン剤が主成分となっています。
風邪薬を飲んで眠くなるのは、抗ヒスタミンと呼ばれる成分が原因です。抗ヒスタミンは第1世代と第2世代に分類されています。
第1世代は効果が高い代わりに眠気を誘発しやすく、第2世代ではそれを改良したものと言われています。ストナリニZはその第2世代の抗ヒスタミン剤が使用されているので、眠くなりにくくなっています。
要指導医薬品となっているため、薬剤師の対面販売などが必要な薬です。購入するときは薬剤師が在局しているドラッグストアを選びましょう。
その他のストナリニZに関する情報はこちらの記事をご覧ください。
アレグラFX

久光製薬から販売されている「アレグラFX」は有効成分にフェキソフェナジン塩酸塩を配合したアレルギー専用鼻炎薬です。
フェキソフェナジン塩酸塩は、第2世代の抗ヒスタミン剤の一つで、比較的効果が早めに出る上に眠気が少ない薬です。
アレルギー専用の鼻炎に有効ですが、鼻風邪による鼻水にも効果的です。要指導医薬品ですので薬剤師が在局しているドラッグストアでお求めください。
その他のアレグラFXに関する情報はこちらの記事をご覧ください。
アレジオン10

エスエス製薬から販売されている「アレジオン10」は、有効成分にエピナスチン塩酸塩が使用されているアレルギー性鼻炎用の薬です。
エピナスチン塩酸塩は第2世代と呼ばれている抗ヒスタミン剤で副作用のリスクが低く、速効性に優れ持続時間が長いのが特徴です。
2015年6月から第2医薬品に分類され、どこのドラッグストアでも購入できる薬になりました。価格が高いのがネックですが鼻風邪に有効な薬です。
その他のアレジオン10に関する情報はこちらの記事をご覧ください。
コンタック鼻炎Z

鼻炎に効く薬といえば「コンタック鼻炎Z」が有名でしょう。有効成分はセチリジン塩酸塩です。
佐藤製薬のストナリニZと同様に第2世代の抗ヒスタミン剤ですので、眠気が起きにくい薬になっています。要指導医薬品ですので、薬剤師がいるドラッグストアで購入可能です。
その他のコンタック鼻炎Zに関する情報はこちらの記事をご覧ください。
ベンザブロックIPプラス

武田薬品から販売されている「ベンザブロックIPプラス」も鼻風邪に有効です。主な有効成分はイブプロフェンで、発熱に効くとされていますが、イブプロフェンは粘膜の炎症を抑える働きも持っているので、喉や鼻が腫れている感じのときには大変有効な薬です。
クロルフェニラミンマレイン塩酸が配合されているため、今まで紹介してきた薬の中では眠くなりやすい薬ですが、第2類医薬品ですので入手が簡単です。
また、ベンザブロックIPプラスについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
いくつか鼻風邪に効く市販薬を紹介してきましたが、薬を服用すると同時に身体をよく温めて湿度を保つことも大切になります。できれば安静にしてビタミンなどの栄養と水分を摂り、免疫を高めることが風邪を早く治す近道になるのです。