
お腹の調子が悪くなる胃腸風邪。嘔吐や下痢が続くのはとても辛いですよね。胃腸風邪と聞くと、お腹の症状が思い浮かびますが、発熱を伴うことがあります。
「お腹と発熱の関係は?どうすればいいの?」といった胃腸風邪で熱が出る原因や対処法についてまとめていきます。
熱が出る原因は?
まず、胃腸風邪というのは病名ではなく、正式な名前は、「感染性胃腸炎」と言います。これは、ウイルスや細菌に感染することで胃腸に炎症が起こり、嘔吐や下痢といった症状があらわれるものの総称です。
原因となるウイルスや細菌はいっぱいありますが、共通して見られるのは、嘔吐や下痢、そして、発熱でしょう。
では、なぜウイルスや細菌に感染すると熱が出るのでしょうか?人の身体の中では、外から敵となるばい菌やウイルスが入ってきた場合、それらをやっつけようとする防御機能があります。その機能を炎症反応と言います。
そして、その時には、一生懸命に細胞が戦っているため、熱が放出されて発熱という形で身体に症状としてあらわれます。これが胃腸風邪でも熱が出る原因です。発熱は身体が戦っている証拠とも言えますね。
また、胃腸炎の場合、胃や腸に炎症を起こしている状態のため、嘔吐や下痢の症状がある程度落ち着くまでは発熱が続くことが多いと思われます。
発熱への対処法は?
では、胃腸風邪の発熱に対して、どのように対処していけばよいのでしょう。まず、一番大切なのは、脱水を予防することです。胃腸風邪の場合、嘔吐や下痢により、身体の水分が失われます。
それに加えて、発熱により発汗し、更に水分が失われていきます。そのため、こまめに水分補給を心がける必要があります。
また、熱をむやみに下げないことも重要になります。発熱は身体の防御機能が働いていることによる自然な症状です。発熱することで活発に防御機能が働きますので、解熱剤を多用するのは控えましょう。
しかし、高熱が続いて辛い場合や、乳幼児や高齢者など身体の機能が充分ではない人の場合は、この限りではありませんので専門の機関で処方されたお薬を指示通りに服用しましょう。
発熱は、胃腸の症状が落ち着くと下がってきます。あまり心配しすぎず、充分な栄養と水分の摂取をしましょう。
まとめ
嘔吐や下痢に加えて発熱も伴う胃腸風邪。自分の身体の防御機能を信じて、細胞がしっかりと戦えるように充分な水分補給を忘れないようにしましょう。
また、長引く発熱や高熱は、違う病気が潜んでいる可能性もありますので、自己判断はせずに専門の機関にかかるようにしてください。