
子どもが眼科で「はやり目」と診断されたけれど保育園や学校はどうしたら良いのか考えてしまいます。仕事をしているお母さんなら本当に困ってしまいますね。
今回は、はやり目といわれたら会社や学校は休むべきなのかやどのくらいの期間休んだ方が良いのかを詳しくみていきます。
はやり目の症状
はやり目は「流行性角結膜炎」と呼ばれています。はやり目になると、朝起きたときに目が開かなくなるほどの大量の目ヤニが出ます。
はじめに片目に症状が出ても数日中にはほとんどがもう片方の目に移ります。また、白目と呼ばれる結膜が充血したり、小さなブツブツが現れたりします。
その他にも目のしょぼしょぼした感じや異物感、痛み、光の眩しさなどの症状が起こります。また、耳前のリンパ節を押すと痛みが出るのが特徴になります。
はやり目の原因
はやり目の原因は主にプール熱の原因と同じアデノウイルスになります。上下のまぶたの裏側と白目の表面を覆っている結膜がアデノウイルスに感染して起こります。
結膜は外気にさらされているため、さまざまなウイルスや細菌に侵されやすくなっています。体調がすぐれず免疫力が低下すると感染しやすくなってしまいます。
はやり目の診断
はやり目はその症状と所見で診断することがほとんどですが、今は目からアデノウイルスを検出する検査キッドもあります。綿棒で結膜をこすり、10分くらい待つとウイルスがいるかがわかります。
陽性反応が出たら流行性角結膜炎だと断定できますが、陰性の場合でも周囲の流行状況などを考えると否定できない場合もあります。
はやり目と診断されたら?
それでは、はやり目と診断されたら、どうするのが良いのでしょうか?ここでは、子供(学校・保育園・幼稚園)と大人(会社)に分けて解説していきます。
学校・保育園・幼稚園
はやり目は学校保健安全法の第3種に指定されています。そのため、はやり目と診断されたら登校することはできません。
学校保健安全法は「学校は集団生活を行う場であるために感染症を起こした児童は出席停止にし、他の児童に感染を起こさせないようにしましょう」というものになっています。
第3種の疾患は「飛沫感染が主体ではないが、放置すると学校で広がってしまう可能性がある」ものです。はやり目は感染力が非常に強い疾患です。
登校の基準に明確な規定はありませんが、症状によって医師が判断するまでは出席停止となります。普通は1週間から10日ほど休むことが多くみられます。
保育園や幼稚園もほとんどがこれに従っています。なお、登校、登園許可が出てもプールに入るのは完治してからです。これも医師の許可が必要になります。
会社
会社は学校などと違って保健安全法などはありません。個人の判断になりますので、なるべく感染力が強い期間は休んだ方が良いでしょう。どうしても出勤しなければならない時は、周りに配慮して移さないよう最低限のマナーは守りましょう。
まとめ
はやり目はよくある病気ですが、感染力が強いため基本的には長期間、学校や会社を休まなくてはいけません。普通から免疫力をアップさせてはやり目に感染しない強いからだづくりを心がけましょう。