
最近、冬になると耳にする「RSウイルス」ですが、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。もしも自分の子供がこのウイルスに感染したら、ある程度の知識は必要になります。ここでは、このRSウイルスで熱が何日も続くときの原因や対処法について紹介していきたいと思います。
RSウイルス感染症の原因
RSウイルス感染症は、その名の通り「RSウイルス」というウイルスに感染することで発症する感染症です。主に乳幼児に感染することが多く、2歳までにはほぼ100%の子供がかかります。
1度かかっても免疫が充分にできないため、何度も繰り返して感染します。しかし、繰り返していくうちにだんだん免疫ができてきて、症状も軽くなってきます。
感染経路は感染者のくしゃみや咳などで飛沫したウイルスを吸い込んで感染する飛沫感染と、鼻水などに触れた手でドアノブや取っ手を介して感染する接触感染があります。
RSウイルスの症状
RSウイルスに感染すると、2〜7日程度の潜伏期間を経て症状が現れます。主な症状には、鼻水や発熱、咳などの風邪のようなものがあります。
軽い場合は、約1週間から2週間くらいで治ってきますが、重くなると炎症が気道の方へ広がって気管支炎や細気管支炎、肺炎などを起こすこともあります。
とくに生後すぐの新生児から3ヶ月くらいの赤ちゃんは注意が必要です。タンがからんだゼイゼイするような咳や、喉からゼイゼイする音が聞こえる、発熱が続くようならすぐに小児科などを受診してください。
発熱が続いたら…?
生後2歳までにほとんどの子供が感染するRSウイルスですが、はじめてかかった場合は重症化しやすくなります。鼻水から始まり、38〜39度の発熱が起こりますが、高熱が長く続くことは少ないことがほとんどです。
しかし、熱がなかなか下がらない場合、肺炎や気管支炎、細気管支炎などを起こしていることもあるので、注意が必要です。
RSウイルス感染症にかかったときのの対処法
RSウイルスにはインフルエンザのような特効薬はありません。しかし、小児科などを受診するとRSウイルスに感染しているかどうかを調べる検査キットがあります。
鼻水などを取って検査薬につけると約15分〜30分程度で結果がでます。RSウイルスに感染したからといって、特別な治療法はありません。
多くの場合、対症療法が取られることになります。ですので、風邪のときの治療と同じように水分や栄養の補給、安静、十分な睡眠をとることが大切です。
まとめ
RSウイルスも重症化すると合併症が起こることがあります。生後間もない赤ちゃんや、免疫力が弱い子供さんは、風邪症状でも病院で診てもらいましょう。