
朝起きたら目ヤニがひどくて目が開かない、ということはありますか?それはもしかしたら、はやり目の症状なのかもしれません。はやり目になるとどのようなことが起こるのか?今回は、そのはやり目の症状についてみていきたいと思います。
はやり目とは
はやり目は正式には「流行性角結膜炎」といいます。主にアデノウイルスに感染することで起こります。感染力が非常に強く流行するというところから、はやり目と呼ばれてます。感染すると初めは片目だけでも、2〜3日の後に両目へと移行していきます。
はやり目の人が目を触った手でいろいろなモノを触り、その感染したモノを他の人がまたふれて目を触ることで感染します。同じタオルを使う、ウイルスがついたドアノブやパソコンのキーボード、お金などを触ることで移ってしまうのです。
はやり目の種類
はやり目は、その原因によって種類が分かれます。
流行性角結膜炎
アデノウイルス4型、アデノウイルス8型、アデノウイルス19型
咽頭結膜炎
アデノウイルス3型、アデノウイルス4型、アデノウイルス7型
急性出血性結膜炎
エンテロウイルス、コクサッキーウイルス
はやり目の症状一覧
はやり目に感染すると、一週間程度の潜伏期間を経て発症します。発症するとまず目の異物感を感じるようになります。その後また一週間くらいかけて結膜と呼ばれる白目の充血が強くなってきます。
子供の場合、目の異物感からこすってしまい重症化することもあります。その他に現れる症状を一覧にしてみました。
- 目ヤニが多く出て朝目が開かないこともある
- 充血
- 涙目
- しょぼしょぼする
- 異物感
- 光が眩しい
- 目の痛み
- まぶたの裏がブツブツする
- 目が痛む
- 視力の低下
- 白目(結膜)だけでなく黒目(角膜)も炎症を起こす
- 目の熱い感じ
重くなってくると、下記にあげるような症状が現れます。
- 黒目(角膜)に傷がついて傷跡が残る角膜混濁になる
- まぶたの裏側に炎症の白い膜が出来る
- 耳のリンパ節は腫れる
はやり目の合併症と後遺症
はやり目の治療は主に抗菌剤の点眼と炎症を抑える点眼などをを使います。結膜の炎症が治まってきた頃に黒目の表面に小さな点状の濁りが出てくることがあります。
この期間に治療をやめてしまうと角膜が濁って視力が落ちてしまうことがあるので、眼科の先生がいいというまで治療を続けるようにします。数ヶ月から2年くらい眩しい感じが続くこともあります。
まとめ
はやり目は長期間視力が落ちてしまうこともある、生活に支障をきたす疾患です。目に異物感を感じたら、早めに眼科へ行きましょう。症状が治まってきても後遺症が残ることもあるので、自己判断で治療をやめないようにしてください。