
女性ならば誰もが一度は不安になる病気が「関節リウマチ」です。関節リウマチの治療は主に内服薬で行われますが、中には手術やリハビリが必要となる場合もあります。
しかし、どんな重症度であれ、関節を動かし、筋肉を鍛える運動は関節リウマチの治療にとって重要なことです。リウマチの患者さんにおすすめの体操として「リウマチ体操」というものがありますので、今回は詳しく見ていきましょう。
目次
部位や動作ごとにご紹介!
まずは、部位や動作ごとにおすすめの体操を紹介していきます。
足首
足首を左右同時に起こし、3〜5秒保持。足首を左右同時に伸ばし、3〜5秒保持。
大腿四頭筋
膝の皿(膝蓋骨)を上半身の方へ引き上げるように、膝を伸ばした状態で5秒保持。
腰
膝を曲げ、腰を浮かせた状態を3〜5秒保持。
開脚
両脚の太ももの部分に輪になった紐をかけ、膝の皿(膝蓋骨)を上に向けた状態のまま、できるだけ力を入れ、両脚同時に外側へ開き5秒保持。
脚上げ
輪になった紐を両足首にかけ、膝を伸ばした状態で、できるだけ外側に開き、左右交互に足を持ち上げ、それぞれ5秒ずつ保持。
座り屈伸
椅子やベッドに座り、輪になった紐を両足首にかけ、できるだけ外側に向かって開き、左右交互に前後方向に動かした状態で5秒ずつ保持。
腕上げ
「前ならえ」をした状態でまず5〜10秒保持。そこから上へ腕を持ち上げ、さらにそこから真横に手を広げる。
肩ねじり
ひじを軽く曲げ、小さく「前ならえ」をして、そのまま前腕部を外側へ開き、3〜5秒保持。
前腕回転
ひじを軽く曲げ、小さく「前ならえ」をして、そこから手のひらを上に向けるように回し、5〜10秒保持。そこからさらに、手のひらを下に向けるように回し、5〜10秒保持。
手首
ひじを伸ばした状態で、手首を左右同時に起こし、3〜5秒保持。さらに、手首を左右同時に下げ、3〜5秒保持。
指
指をできるだけ大きく開いたり、握ったりした状態で、それぞれ3〜5秒保持。
リウマチ体操について
リウマチ体操を始める前には、必ず主治医や理学療法士など専門家に相談して、自分に合った体操やその回数などを決めましょう。
入浴後など、関節が温まった状態で行うと、より運動がしやすく、効果も得られやすくなります。また、リラックスして行うのも効果的だと言われています。
また、正しい姿勢を心がけましょう。肩の力を抜き、背筋はのばしてお腹を引っ込めるようにすると、正しい姿勢になりますよ。
また、リウマチ体操については正しいやり方の紹介動画がたくさんありますので、ぜひ検索してみてください。見ながら行うのも良いかもしれません。
心地よい程度の痛みを感じる程度であれば、可能な限り曲げ伸ばしを行っているうちに改善する可能性があります。しかし、我慢はしないようにしてください。
運動量は専門家と相談する必要がありますが、目安の1つとして翌日に疲れや痛みが残らない程度を考えましょう。
筋肉や関節の軽い痛みや疲労感であれば、そこまで気にする必要はありませんが、関節痛・筋肉痛が長らく続いたり、腫れが増したりした場合は、運動量を減らした方が良いでしょう。
*参考までにリウマチ体操を紹介した動画を掲載しておきます。
まとめ
他の運動と同じように、リウマチ体操も続けることが大切です。毎日続けるためには、無理をしない範囲で体操を行うことが必要となります。自分に合った運動を見つけ、継続してがんばりましょう。