
オロナイン軟膏は、しもやけやあかぎれ、湿疹や軽いやけどなどを治すために、以前はほとんどの家庭に常備薬として置いてありました。
使用法のところに、水虫の表示がありますが、オロナイン軟膏で治るのかどうか、水虫の治療についてご紹介致します。
オロナイン軟膏の成分は?
オロナインH軟膏の有効成分はクロルヘキシジングルコン酸塩液です。
その他添加物として、
- ラウロマクロゴール
- ポリソルベート
- 硫酸A1/K
- マクロゴール
- グリセリン
- オリブ油
- ステアリルアルコール
- サラシミツロウ
- ワセリン
- 自己入化型ステアリン酸グリセリル
- 香料
- 精製水
などが入っています。
有効成分のクロルヘキシジングルコンは、主に消毒殺菌効果や、真菌(カビ)類の抗菌作用があります。
また、オロナイン軟膏Hについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
水虫ってどんな菌?
水虫は、白癬菌という真菌(カビの一種)が、足などの角質層の奥にまで入り込む皮膚疾患です。
白癬菌は、人の皮膚の角質だけでなく、爪や髪の毛、動物の毛や皮膚などに含まれる成分のケラチンというタンパク質をエネルギー源として増殖していく真菌(カビの一種)です。
この菌は、水虫にかかっている人の皮膚からはがれ落ちた角質などにより感染を広げていきます。
ですが、白癬菌が足などに付着しただけでは感染することはほとんどなく、付着した菌は24時間くらいをかけて角質層の中に入り込んできます。
ですので、感染の可能性のある場所などへ行ったときには、帰宅後足を洗ったり、家の中の掃除、バスマットなどの湿度の多いものの洗濯乾燥など清潔をこころがけたりすることが感染防止になります。
健康を保つことも大切で、免疫力が低下していたり、糖尿病などの持病があったりするとより感染しやすくなります。
オロナイン軟膏はどんな水虫に効くの?
足水虫の種類には、「趾間型」や「小水疱型」、「角質増殖型」に加え、「爪に感染を起こすもの」があります。
趾間型は「指の間などがジュクジュクしている炎症を起こすタイプ」、小水疱型は「小さな水泡ができ炎症を起こすタイプ」、角質増殖型は「かかとや足の裏などが乾燥し、ひびわれ皮むけなどにより痛みがあるタイプ」を指します。
オロナインH軟膏の使用法の表記では、ジュクジュクタイプの水虫には使用しないように明記してあるので、「趾間型」タイプには向いていません。
また、ステロイド剤などの強い薬品の成分は含まれていないので、進行してしまった皮膚疾患にも向いていません。
かゆみがはじまったばかりだったり、強い成分の水虫薬はアレルギーがあって使えなかったりするような人には、向いているかもしれません。
最後に
オロナイン軟膏には、保湿成分も含まれているので、かさかさやひび割れにも効果があり、肌をつるつるにする成分も含まれています。しかし使い過ぎには注意が必要で、皮膚の弱い人などは炎症を起こすこともあります。
水虫で使用する場合は、ある程度の期間使用してみて、改善がみられない場合は、専門の医療機関で、診断してもらい、症状に合った内服薬や外用薬の処方を受ける必要があります。