
心筋梗塞は発症前に体の様々な箇所に痛を感じます。その痛みに気付き病院に受診をすることにより、心筋梗塞の発症を防ぐことができます。今回は、心筋梗塞の痛みの場所や時間、強さについて解説していきます。
痛みの場所
前兆では
- 胸が締め付けられるような痛み
- 肩から背中にかけての痛み
- 左腕や肩の痛み
- 首が回らない
- ひどい肩こり
- 歯や顎の痛み
- 鼻や喉が詰まる
- 胃の不快感
- しゃっくりが出る
- 少しの動きで息切れするなど
- 声が枯れて咳が出る
上記の症状は心筋梗塞の発症の前兆です。つまり狭心症の症状でもあります。胸の痛み以外にも様々な部分に異変が起こります。
この症状を放散痛と言います。放散痛とは神経の勘違いによるものです。心臓の痛みは、脊髄を通して脳に伝達されます。
しかし、脊髄には様々な神経が集中しているため神経が混雑して、心臓の痛みを歯や背中、左腕等の痛みと感じてしまいます。放置していると心筋梗塞に繋がりますので、病院の受診が必要です。
初期症状では
- みぞおちの激しい痛み
- 腹痛や嘔吐を伴うなど
心筋梗塞を発症してからは痛くなる場所が腹部の上部に限られてきます。心臓は一般的に左胸にあると思われています。しかし、本当はみぞおち辺りにあります。
左胸はよく心臓の音が聞こえるため心臓は左胸にあると言われています。このような症状が現れたら、救急車を呼ぶことが大切です。
無痛心筋梗塞について
- 多くは、糖尿病持ちか高齢者
- 心筋梗塞の2-3割を占める
無痛心筋梗塞とは、痛みの伴わない心筋梗塞を指します。痛みを感じないが病状が軽度ではありません。痛みを脳に伝達する神経が異常を来しているだけなので注意が必要です。
心筋梗塞を発見した時には、「不整脈(拍動のリズムが乱れている状態)」や「心不全(心臓から動脈に血液を送れなくなっていて、心臓の末期的な状態)」になっていることもあります。
無痛心筋梗塞を防ぐ方法は、定期的に病院で健康診断を受けて心臓状態を見ることが必要です。
痛む時間について
30分以上から数時間続きます。胸の痛みなどの症状が、10-15分続いたら心筋梗塞の可能性があります。すぐに受診しましょう。
痛みの強さについて
- 胸を締め付けられるような痛み
- 刺されたような痛み
- 不安や恐怖を感じる程の痛み
心筋梗塞の痛みの強さは上記のように表現されます。
応急処置について
いつもと違う痛みが10分以上続く場合や、腹部や胸部の激痛、冷汗や嘔吐(吐き気)などの症状が現れたら、まずは救急車を呼びましょう。
次に体を無理に動かさず、衣服を緩めるなどして本人が楽な姿勢にします。横向きに寝かせるのが良いです。吐き気がある時は、無理に吐かせたり水を与えないようにします。
脈や呼吸がなければ、AED等で人口蘇生を行いましょう。心筋梗塞は時間が発症からの時間が大切です。迅速な対応が重要となります。
最後に
今回は、心筋梗塞の痛みの場所や時間、強さについて解説してきました。生活習慣病の1つに数えられ、誰でも発症するリスクを持っている心筋梗塞。当記事を通して心筋梗塞に対する理解を深めてくださいね。