
「床を転げまわるほどの痛み」や「走馬灯が駆け巡るくらいの痛み」と表現されることが多い尿路結石の痛みですが、とてもではありませんが、対応策を取らなければ、痛みでまともに動くことすらかないません。今回は、尿路結石の痛みについてまとめていきます。
尿路結石とは
尿路結石とは、腎臓、尿管、膀胱、尿道にできる結石の総称のようなものです。腎臓から尿道にかけて尿路と呼ばれており、多くの場合は腎臓でできた結石が移動することで痛みを生じます。
腎臓内にある場合は腎臓結石、尿管に位置したときは尿管結石、膀胱にある場合は膀胱結石、尿道にある場合は尿道結石と、結石の位置によって呼ばれ方が変わりますが、対処法に大きな違いはありません。
最も無難な方法は鎮痛剤の服用
痛みを抑えるのに有効な方法として、鎮痛剤の服用があります。現在ではロキソニンなどの鎮痛剤がドラッグストアなどで購入することができるようになっていますので、昔よりは取り組みやすい方法となっています。
市販されているロキソニンも医療用の成分と全く変わらないので、効果が落ちるといったことはありません。それでも痛みが続く場合は、ボルタレンなどの更に強力な鎮痛剤を処方してもらう必要があります。
指圧で痛みを緩和
熟練した泌尿器科の医師ならば、指圧によって尿路結石の痛みを緩和してくれるところもあると言います。
ツボを押してやることで、痛みをが少なくできるのであれば、薬を購入するよりもコスト面で非常に易しいものと言えるでしょう。
ツボの位置は腰椎の2番目、3番目あたりに位置し、圧痛点とも呼ばれています。その部分を親指で強めに押してやるとかなり痛みが緩和されます。
また、ウエストのライン上にも痛みを緩和してくれるツボがありますが、強い痛みの場合にはあまり効果がないとも言われています。
患部を温める
ホッカイロなどを活用して患部を温めることでも痛みを緩和できることがあります。
尿路結石で痛みがあるのは、できた結石が移動するときに伴うことがほとんどですが、体外に近いところへ位置すると自然と治まることもあるようです。
そのため、患部を温めて血行を促進してやることで結石の移動を促し、痛みを緩和させることができるようです。
最後に
尿路結石は、体質が原因でできてしまう場合と食生活の乱れが原因でできる場合があります。体質が原因の場合、医師の指導を受けながら、どのような点に注意するのかをしっかりと把握しておく必要があります。
食生活の乱れに心当たりがある場合は、今のうちに栄養バランスが取れた食事をするように改善していきましょう。
尿路結石は自然に排出されることもありますが、そうでない場合は、CT検査などの大掛かりな検査を経た上で治療が行なわれていきます。
時間的、金銭的なコストや、痛みによる精神的ダメージを軽減するためにも、尿路結石の予防に努めていくようにしましょう。