
口内炎といえば、メジャーな病名ですので、原因についてもしっかりと把握している人も多いでしょう。
その多くの人が誤解しがちなのが、「最も多い原因は細菌感染による口内炎」というものです。実は口内炎の多くは原因不明のアフタ性口内炎と呼ばれいるものです。
それにも関わらず、細菌感染によってできていると思って対処をしても症状が長引くだけです。ここでは治らない口内炎の原因とその対処法について紹介していきます。
口内炎の原因
口内炎の原因は細菌感染によるものもありますが、他にも原因となるものはあります。
それはウイルス感染やアレルギー反応、歯の詰め物や噛み合わせが悪いために口内を傷つけている、免疫力が低下しているなどが挙げられます。原因が違えば、対応方法も変わってきます。
長引く原因
原因となるものが様々ですので、自分で判断せずにきちんと医療機関を受診してもらうようにしましょう。ウイルス感染や細菌感染の場合、原因菌や原因ウイルスを特定しないと、適切な薬を処方することができません。
ウイルス性や細菌性の病気の場合、適切な抗ウイルス薬や抗生物質でないと、効果が期待できないからです。
また、免疫力が低下しているときに、そのような薬を服用すると、健康な細胞などに影響を与え、状態が悪化し長引いてしまうことがあります。
また、正しく原因を把握していても、想像以上に体の免疫力が低下していることで口内炎が長引いてしまうこともあります。
例えば、口内炎と同時に風邪を引いている場合、免疫システムはどちらにも対応しなければならないため、大忙しとなります。そこで必要な栄養分が補給されていなかったり、休養が取れていないと、免疫機能が正しく働きません。
また、花粉症などによって無意識的に口呼吸などになっていると、口内が乾燥しやすくなり、さらなる免疫機能低下を招きます。そのために口内炎が長引いてしまうこともあります。
長引くときの対処法
口内炎が長引いている場合、別のところで免疫力が使われていることも充分に考えられますので、風邪を引いていないか、他の病気にかかっていないかなどを疑いましょう。
その上で、体をきちんと休めて栄養を補給することで、回復に向かっていくでしょう。また、口内炎ができているにも関わらず、口内を不潔なままに放置しているのは論外です。
しっかりと歯磨きやうがいをして清潔さを保っておくことは、口内炎を治すための前提条件です。それでも症状が長引く場合は、医療機関に相談するようにしましょう。
原因となる病気一覧
最後になりますが、口内炎がなかなか治らない時に疑うべき病気を挙げておきますので参考にしてください。
- ベーチェット病
- 手足口病
- ヘルパンギーナ
- がん
- 白血病
- エイズ
- 糖尿病
最後に
口内炎治療で最も頼りになるのは、自分の免疫システムです。いくら評判のいい薬を使用しても、免疫力が上手く働かないことには、なかなか口内炎は治っていきません。
口内炎ができているということは、体から何らかのSOSが送られてきている証拠でもあります。しっかりと休養をとり、疲労を回復させるように心がけていきましょう。