
帯状疱疹は、体幹や手足に症状が出る事が多い病気ですが、顔をはじめ、身体のどの部分にも発症する可能性があります。
ここでは、顔の帯状疱疹で入院することもあるのかや発症してしまったときに何科の病院に行くべきかについてまとめています。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因となって起こる皮膚病です。病気やケガ、過労、ストレス、高齢化などにより免疫力が低下した時に発症し、主にお腹から背中や手足に痛みを伴う赤い発疹ができ、やがて水ぶくれとなって帯状に広がります。
顔に帯状疱疹の症状である「赤い発疹」ができた場合、ニキビや虫刺されと間違ったり、痛みが出てくると顔面神経痛と間違われる事もあります。しかし、顔に出来る帯状疱疹は治療が遅れると重症化する事があるので特徴を知り、注意をする事が必要です。
帯状疱疹で入院することはあるのか?
帯状疱疹は軽症の場合、外来への通院で治療を行う事が多い病気ですが、顔に出来ると皮膚だけでなく顔全体の様々な機能に影響することがあります。
顔面神経麻痺や耳の神経に影響すると難聴、目の神経に影響すると最悪の場合失明の危険、また脳にも影響を及ぼす可能性があります。
このように重要な神経に影響を及ぼし重大な合併症や後遺症が残る危険もあることから、顔に帯状疱疹ができると入院治療を勧められる事が多いようです。
入院治療であれば、患部のガーゼ交換など自分ではやりづらい処置や点滴治療などを集中して受ける事が可能となります。
また、帯状疱疹は安静にしていることで治りが早くなると言われていますが自宅では安静を保つことは中々困難であるためそういった面でも入院治療が適しています。
何科の病院に行くべき?
帯状疱疹は皮膚の病気ですので、まずは「皮膚科」へ受診しましょう。顔の部分(頬、顎)や耳に出来ると難聴、耳鳴り、めまいの症状が伴う事がありますので、その時は「耳鼻科」の受診が必要です。
また、目の周囲、額、鼻筋にかけて出る帯状疱疹では涙がでたり眩しい感じがあり、角膜に広がると視力障害が残る事もあるので、このような目の症状がある時には「眼科」へ受診する必要があります。
まとめ
帯状疱疹は油断出来ない病気であり、早期の適切な治療を行うことで恐ろしい合併症や後遺症を予防する事が可能な病気です。
治療には抗ウイルス薬の内服や点滴が行われますが全身状態を管理でき、安静を保つ上でも入院治療が望ましいと言えるでしょう。
また、顔のどの部分に出来てどんな症状が出ているかで診療科が変わりますが、まずはその症状が帯状疱疹であるかどうかを診断してもらう必要があります。