
家庭の常備薬としてよく知らている「オロナインH軟膏」ですが、いんきんたむしにな効果はあるのでしょうか。効果・効能の記載には確かに「たむし」「いんきん」と書かれていますし、同じく白癬菌が原因である「水虫」の記載もあります。ここでは、いんきんたむしはオロナイン軟膏で治せるかや正しい使い方についてまとめていきます。
オロナイン軟膏でも治せる?
まず、「オロナインH軟膏」に入っている成分を見てみましょう。有効成分としてクロルヘキシジングルコン酸塩液が入っていますが、これは医療用としても使われている消毒薬です。名前の「H」はこのヘキシジンからとっているそうです。
この主成分が熱傷や外傷、細菌・真菌感染症に効果があるとされています。その他の添加物として、ラウロマクロゴール・硫酸アルミニウムカリウム・ボリソルベート80・マクロゴール・グリセリン・オリブ油・ステアリルアルコール・サラシミツロウ・ワセリン・自己乳化型ステアリン酸グリセリル・香料・精製水が入っています。
ラウロマクロゴールと硫酸アルミニウムカリウムは止血剤ですので、傷薬として重宝されているのもうなずけますね。この成分を見てみると真菌や細菌に対して効果が期待できるという事ですので、症状を改善させる可能性があると思われます。
ただし、その皮膚症状が「いんきんたむし」であると特定されているかという事や、ひどく掻き壊していたり、菌の感染力が強く症状が重度になっていたりすると効き方に個人差があるという事に理解が必要です。
また、オロナインは湿疹・虫刺され、皮膚炎には効果がありません。症状がよく似ている場合もありますので使用するときには注意が必要です。
正しい使い方は?
オロナインはドラッグストアなどで購入できる家庭薬品です。そのため、薬の効力が比較的弱く作られています。また、幅広い用途に使用出来る薬ではありますが、いんきんたむし専用ではありませんので完治するとい事に対して過度の期待はできないと思われます。
また、注意書きに「5~6日使っても症状がよくならないときは使用を中止して医師・薬剤師に相談」と記載されていますので、きちんと守り症状を悪化させないように注意しましょう。
さらに、オロナインの添加物として「ワセリン」が入っていますが、これは保湿剤です。いんきんたむしは湿度の高い環境で菌が繁殖しますので、塗り過ぎないようにしてください。
まとめ
皮膚症状の原因を特定する意味でも出来る事なら病院を受診する事が一番のおすすめなのですが、病院に行きづらいといった状況もありますよね。
市販薬の中にはオロナインの他にもいんきんたむしに効果があるとされている薬もあるようですが、リスクやデメリットを考慮して使用する事が大切であり、症状の改善がみられない場合には勇気をもって病院に行くこともまた、大事なことだと思います。