
夏が終わり、だんだん肌寒くなってくると心配になるのが、インフルエンザです。全身の痛みと高熱が続き、会社や学校にも行けなくなってしまいます。
つらい症状が一気に訪れるイメージのあるインフルエンザですが、じつは微熱でもインフルエンザに感染していることがあるのです。そこで、今回は、インフルエンザに感染しても症状が軽く、微熱だけのときについたまとめてみました。
どうして症状が軽く、微熱だけなの?
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが体内に侵入することで、ウイルス感染がおきます。ウイルスをもつ人のくしゃみや咳、鼻水などが空気を介して感染する飛沫感染が多いと言われています。
ウイルスの潜伏期間は1日~3日ほどで、発症すると、多くの場合全、身の倦怠感や関節の痛み、高熱、頭痛といった全身症状が現れます。
インフルエンザウイルスは、A型・B型・C型と3種類ありますが、C型は多くの場合幼少期にかかり、いったんかかることで免疫ができますので、大人でかかるのはほとんどがA型とB型です。流行時期は例年11月頃から始まり、1月から3月頃にかけてピークとなります。
やはり、インフルエンザの症状としては、上記のようなものを想像される方が多いと思いますが、実際に微熱やその他の症状があまり出ないことで、 単に風邪だと思われる方もなかにはいるようです。
その原因として、
- インフルエンザワクチンを事前に打っていた
- 風邪薬や解熱剤を早めに、続けて飲んでいた
- インフルエンザウイルスB型のかかりはじめだった
ということが考えられます。
1は、ワクチンを打っていたらそもそも感染しないと思われるかもしれませんが、ワクチンで完全に感染を防ぐことはできません。しかし、かかったとしても症状を抑えられるので、こうした場合、微熱で済むことがあります。
2の事前に薬を飲んでいたときは、たまたま風邪っぽいことで、早めに解熱剤や鎮痛剤入りのお薬などを飲んでいると、急激な高熱が発症せず、微熱のみということもあります。
3のウイルスがB型であった場合ですが、A型と比べて急激な発症を見せないため、発症当初は微熱であることもあります。
どのように対処するのがいい?
微熱の場合、とくに間違えやすいのが風邪です。風邪だと思い、解熱剤、鎮痛剤で症状を抑えることはできるのですが、注意しなければならないことがあります。
それは周りへのウイルス拡散です。たとえ、あなたの症状が軽くても、お年寄りや小さいお子さんが感染してしまったら、合併症によっては死に至るほどの猛威をもっているのが、インフルエンザの怖いところです。
したがって、インフルエンザが流行している時に、もし、微熱があり、体の倦怠感など他の症状が少しでも見られる方は、家族と同居している場合などはとくに、病院に行ってインフルエンザウイルスかどうか調べてもらうことが大切です。
インフルエンザウイルスには、インフルエンザウイルス薬を用いて原因療法をすることで、ウイルスの増殖を抑えることがえきます。しかし、この薬も発症2日以内に服用しないと、効果はあまりありませんので、早めの対策が必要です。
また、どうしても外出しなければならないという方は、マスクをしてなるべくウイルスをまき散らさないよう注意しましょう。
まとめ
高熱や全身の痛み、倦怠感だけではない、インフルエンザの症状。微熱であっても、まわりにお年寄りや小さい子どもがいるときはとくにに気を付けましょう。
そして、なにより普段からかからないよう予防することが大切です。事前にワクチンを打つ、手洗いうがいを徹底するなどして、インフルエンザ対策を行ってくださいね。