
手足口病は子供がかかりやすい病気です。特に夏に感染しやすく、特効薬がないため適切な予防をする必要があります。ここでは、大人の手足口病はうつるかや感染率はどれくらいかなどをまとめています。
手足口病はうつるの?
手足口病は夏風邪の一種で、ウイルス性なので大人でもうつる可能性があります。大人が感染すると症状が重症化するため注意が必要です。
感染経路は?
それでは、手足口病はどのような経路で感染してしまうのでしょうか?
飛沫感染
くしゃみや咳により病原体が飛散して他者の粘膜に付着すると感染します。風邪やインフルエンザと同じ感染経路です。予防はマスクである程度はできます。
接触感染
皮膚や粘膜などの物理的な接触により感染します。感染者がウイルスがついた手で触ったものを他者が触り、その手で目などの粘膜に触れることで感染する間接的な接触でも感染します。その為に完全に防ぐことができません。
糞口感染
感染者の排出物にウイルスが含まれています。そのウイルスが他者の口に入ることで感染します。トイレやおむつ交換の後に手洗いが不十分な状態で食べ物を扱うと感染します。特に潜伏期間に感染しやすいので手洗いをするなどして予防する必要があります。
*手足口病の予報薬やワクチンが現在はない為、完全に予防することが不可能です。手洗いやマスクの着用が唯一の予防法です。
感染する可能性のある期間は?
ウイルスに感染してから発症までの期間を潜伏期間と言います。潜伏期間中は発疹が出るなどの手足口病の症状は現れません。潜伏期間は個人差がありますが、2~5日程です。
手足口病は症状が現れてから周囲に感染する可能性が高くなります。手足口病のウイルスは唾液や排出物、発疹の中にあり、ウイルスがこれらの中から無くなるまで感染する可能性があります。
- 唾液・鼻水の中にウイルスがいる場合:発症から約2週間
- 発疹:かさぶたになって元通りに直るまで約2週間
- 排出物:発症から約1ヶ月は、排出物にウイルスが存在します。
大人の手足口病の症状
子どもの手足口病の症状と同じで、手や足、口に水泡ができて、頭痛や筋肉痛、発熱や悪寒の症状が現れます。大人の場合は症状が重くなることがあり、40度まで発熱したり、指の先にできた水泡の影響で爪が剥がれることがあります。
手や足にできる水泡は子どもの場合はかゆみや痛みはありませんが、大人はかゆみや痛みを感じます。感染の疑いがある場合は早目に病院受診をしましょう。
感染率はどれくらい?
手足口病の感染者の約9割が5歳以下の子供で、大人に感染する確率は約0.6%となっております。
まとめ
手足口病は子どもが感染する確率が高いですが、子どもに接することが多い大人も感染する病気です。手洗いを小まめにする習慣を身につけておく、マスクを持ち歩くなどでも予防をすることができます。手足口病は子どもの病気と油断をしない事が予防の第一歩です。