
痛風は誰もが発症する可能性がある病気で、発症すると生活習慣病を併発する可能性があります。以前は痛風の予防法は、プリン体の摂取と制限する方法でしたが、現在ではプリン体と痛風の予防の関係はないと言われています。
では、痛風を予防するためにはどのような手段があるのでしょうか?ここでは、痛風の予防法について見ていきます。
痛風の原因
痛風の原因は血液中に溶け込んでいる尿酸という物質が過剰に増えることです。尿酸の量を尿酸値と言い、尿酸値が一定の量を超えると血液に溶けきれなくなります。
溶けきれない尿酸は結晶化して固まり、その結晶を白血球が攻撃することが痛風の痛みの原因です。つまり、尿酸が結晶化しない限り痛風は発症しません。
尿酸とは
尿酸の原料はプリン体で、常に体内で作られます。作られる尿酸の量が通常より増える、体外への排出量が減少すると体内に尿酸が溜まります。近年の研究では、プリン体の摂取量を減らしても、尿酸値を下げることが難しいことが分かりました。
痛風の予防法
肥満解消
肥満と痛風には関係性があることが近年の研究で明らかになっています。食べ物のプリン体はさほど尿酸値が高くないため影響はありません。
しかし、食事による肥満が痛風を発症される可能性が考えられます。海藻類・野菜・果物・きのこ・大豆製品を積極的に取るようにしましょう。尿酸の排出を促す効果があります。
適度な運動
適度な運動をする人は痛風を発症する確率が40%減少します。ポイントは、「適度」な運動をすることです。過度な運動をして息を止めることで体内は尿酸を作ってしまう為、逆効果です。息を止める「無酸素運動」は痛風が気になる方は避けましょう。
軽くストレッチをすることでも効果があります。呼吸を止めないで運動を行うことで、脂肪を燃焼し、肥満解消につながります。
水分摂取を心がける
体内でできた尿酸を体外に排出する方法として、水分摂取をすることが効果的です。多めの水分摂取をして尿の量を増やし、尿酸が体外に排出できるようにしましょう。
乳製品を摂取する
乳製品を普段から摂取する人は、痛風になるリスクが40%ほど低くなります。普段の食事で積極的に乳製品を取るようにしましょう。乳製品の原料の牛乳にはプリン体が含まれていません。
プリン体を気にするよりは、食事量を減らし肥満を改善することを心がけましょう。痛風を発症してからの薬はありますが、予防の為の薬は現在はありません。生活習慣を改善することが痛風の予防につながります。
まとめ
痛風はバランスの取れた食事と適度な運動で予防をすることが可能です。近年では食事が欧米化してきて、20代でも痛風を発症することもあります。正しい方法で予防をする必要があります。