
痛風は体内の尿酸の量によって発症します。尿酸の体内量は本来一定の値に保たれ、作り出された量とほぼ同じ量の尿酸が毎日排出されています。
しかし、何らかの原因で体内の尿酸の量が増えてしまい「高尿酸血症」となると尿酸が結晶となり身体の各関節に沈着し痛風発作という痛みが発症します。
ただ、高尿酸血症になったからといって直ぐに痛風になるのではなく、そういった状態が長期間続く事により発症すると言われています。
痛風の原因を知り、予防に結びつけられるようにする事が重要なことですね。尿酸値を上昇させて、痛風の原因となるものにはどのようなものがあるのでしょうか?
プリン体を多く含む食品
痛風の原因と言われる尿酸の元となるのが「プリン体」です。プリン体を多く含む食品を摂り続けると痛風の要因となってしまいます。
プリン体が多く含まれている食品は「動物性食品」や「高エネルギー食品」です。これらの物を日々多く食べ過ぎてしまうと身体にとって必要量を超えたプリン体が肝臓に溜まってしまいます。
過度のアルコール
アルコールはその種類に限らず尿酸値を上げる危険因子となります。アルコールが肝臓で解毒される時に尿酸の生成が促されてしまうのです。
そして、この時に作られる「乳酸」により、尿酸が尿と一緒に体の外に排出されるのを阻害されてしまいます。
ストレス
ストレスは自分が考えている以上に身体に大きな影響を与えています。ストレスは身体を緊張状態にするため、交感神経が常に活発な状態になり、多くのエネルギーが消費します。
エネルギーが多く消費されると新陳代謝が激しくなり、それにより尿酸が作り続けられ増えてしまいます。
また、ストレスで精神のバランスが崩れ、血液の流れが悪くなり、尿酸を上手く排出できなくなり体内の尿酸が増えてしまう原因となります。
遺伝的要素
人の遺伝子の中には尿酸値を大きく上げる強いタイプと影響力の少ない弱いタイプの2つがあり痛風の原因になるのは、弱い遺伝子の方である事がほとんどです。
弱い遺伝子が体の中で働くと腎臓や消化器官が持っている尿酸の排出機能を阻害してしまい尿酸値が上がります。
まとめ
痛風は長く辛い状態が続いてしまう病気です。しかし、原因と成りうる事を理解し、日々の生活習慣を振り返る事で予防につなげていくことが可能です。
また、機会を作り人間ドッグなどで尿酸値のチェックや腎臓の状態を把握するようにして年齢にとらわれず日頃から注意していくことが重要な事です。