
寒い季節になると「手のしもやけ」に悩む方も多いのではないでしょうか。気が付くと手が真っ赤になって痒くて痛い、しもやけになってしまうと本当につらいですよね。この手のしもやけはどうして起こるのか、起きてしまった場合どうすればよいのか紹介したいと思います。
原因は?
手のしもやけの原因は、血行障害によるものです。温度が低くなると血流が悪くなるため皮膚が炎症を起こしてしまうのです。特に手は血管が細く、外気に触れやすい場所のため血行障害が起こりやすいです。気温が低い場所で手が冷えることだけが原因ではなく気温が低い屋外から気温の高い屋内に移動する等を繰り返すことも炎症を悪化させる原因となります。
また、水仕事や手洗いをした後に濡れた状態のままにしておくことも、しもやけの原因となります。皮膚の表面に残った水分が蒸発するときに気化熱を発生するため、手の温度を低下させることになるためです。ですので、水仕事の多い主婦の方や手を洗う機会の多いお仕事をされている方は手のしもやけになりやすいのです。
治し方は?
しもやけの原因は血流が悪くなっていることが原因なので、血流を改善することが重要です。ビタミンEには血管の拡張作用があります。血管が拡張されることで血の流れはスムーズになりますので、血流の改善が見込まれます。ですので、ビタミンEが配合されたクリームを塗ると症状の改善が期待できます。また、外部からだけではなくビタミンEを摂取することでも同様の効果が期待できます。
ビタミンEが豊富に含まれている食材は植物油(オリーブオイル・キャノーラ油)、アーモンドやモロヘイヤ、かぼちゃ等です。サプリメントで摂取するのも有効ですが、過剰摂取の副作用として下痢や骨粗鬆症等がありあますので気を付けましょう。しもやけになっている手を、熱いお湯と冷たい水に交互につけることも効果があります。血流の改善が期待できます。
しもやけの症状が重く、痒みや痛みがつらい時には皮膚科を受診しましょう。ステロイド外用薬で炎症を抑えることで、しもやけが治ります。また、病院で処方させる保湿クリームのヒルドイドは血行促進作用があるため、症状の改善が期待できます。
注意点は?
手にしもやけができた場合、そのうち治るだろうと対処せずに放置しておくと、症状が悪化してしまう可能性がありますので注意が必要です。
症状が重くなると痒みが我慢できずにかいてしまいたくなりますが、掻きすぎると水疱やただれを起こしてしまう危険があります。そうなってしまうと、非常に強い痛みが出たり、手を動かしにくくなりますので気を付けましょう。
まとめ
しもやけは初期の段階では症状は弱く、軽く見がちな病気ですが、悪化してしまうと日常生活に支障をきたす恐れがあります。普段の生活習慣を少し改善するだけでも、しもやけは予防できますし症状を軽くすることもできます。ぜひこれらのことを参考に、しもやけに悩まない生活をおくってください。