
糖尿病と食事はとても密接な関わりがあり、注意すべき点がいくつかあります。1日3食の食事はもちろんですが、嗜好品であるコーヒーやアルコールも血糖値に影響するのでしょうか?ここでは、糖尿病時にコーヒーやアルコール(酒)を飲む際の注意点などについてまとめていきます。
コーヒーについて
近年、コーヒーにおける色々な健康効果が注目されるようになってきました。その中には血糖値を下げる効果があるという研究結果もあるようです。
コーヒーには強い抗酸化力を持つポリフェノールの一種である「クロロゲン酸類」が含まれていて、食後の血糖値の上昇を抑制する効果が期待できます。
ただし、この効果はⅡ型糖尿病の予防への効果ですので、すでに糖尿病を発症している方には、コーヒーのカフェインが血糖に干渉して糖尿病を悪化させるため、逆効果になりますので注意が必要です。
しかし、コーヒー好きの方に飲んではいけないというのは、ストレスになってしまいます。ストレスは糖尿病に悪い影響を及ぼしかねませんので、飲み方を変えるようにしましょう。
糖尿病を発症してしまったら、コーヒーは食後を避けて飲むようにして食前の空腹時に1杯飲む、という飲み方にするといいでしょう。病状によっても違いますが、美味しい1杯をじっくり楽しむというのはどうでしょうか。
アルコールについて
糖尿病患者さんは出来ればお酒は控えることが必要です。アルコールには比較的高いカロリーがありますので、たくさん飲む事でカロリー過多になる可能性があります。
また、アルコールには食欲増進の作用がありますので、カロリーの摂取量がオーバーする原因になったり、インスリンがアルコールの影響を受けて血糖コントロールが悪くなります。
これらの作用が考えられるため病状にもよりますが、原則的にアルコールの摂取は控えるようにと指導されることが多いようです。
糖尿病であっても血糖値が基準値内にコントロールできていている人、症状が軽く合併症がない人、インスリン注射をしていない人でしたら、適度な飲酒は可能と言われています。
また、病気についての認識がきちんと出来ていて飲酒量や食事量の制限を守れないと糖尿病を悪化させてしまうので注意が必要です。
まとめ
今まで普通に飲んでいた大好きなコーヒーやお酒も糖尿病が発症してしまったら、その付き合い方について考えなければなりません。量はもちろん、飲み方や飲むタイミングも大事であり医師や栄養士からの指導も重要です。