なかなか治らない鼻水、鼻づまり。いつまで続くのかと思うとイライラしてしまいますね。病院へ行った方がいいのはわかっているが、できれば自分でなんとかならないかと思う人もいるのではないでしょうか。そんな人のために慢性鼻炎の市販薬、とくに漢方薬について調べてみました。
慢性鼻炎とは
慢性鼻炎は大きく二つのタイプに分かれます。ひとつは鼻の粘膜が赤く腫れる「慢性単純性鼻炎」、もうひとつは鼻の粘膜が厚くなる「慢性肥厚性鼻炎」です。慢性単純性鼻炎は風邪などの症状が長引いてしまい発症します。
慢性肥厚鼻炎は何度も鼻風邪を繰り返すことで鼻の粘膜が刺激されて肥厚が厚くなり発症します。肥厚になると鼻で息ができなくなって口呼吸になります。
すると鼻水は濃度を増して鼻の中に溜まってしまい、細菌が付きやすくなります。そして慢性鼻炎に移行してしまうのです。
その他にも、慢性肥厚鼻炎は、血管収縮薬とよばれる点鼻薬を慢性的に使いすぎることや、鼻中隔湾曲症(鼻の中が何らかの理由で曲がっている)のためにおこる場合があります。
症状は鼻水、鼻づまり、口呼吸、においや味がわからない、鼻水がのどにまわる(後鼻漏)などになります。
おすすめの市販の漢方薬一覧
できれば耳鼻咽喉科で薬を処方してもらうのが理想なのですが、市販されている漢方薬でも効果がみられることがあります。ここにその一覧をあげてみました。
柴胡桂枝乾姜湯

鼻閉がある鼻炎、少し冷えがある人に効果があります。イライラや不眠などの神経的な症状にも効きます。
辛夷清肺湯

上顎洞付近の熱感や後鼻漏などの症状に効果があります。濃い鼻が出てときに熱感を伴うものの諸症状に効きます。
その他の辛夷清肺湯に関する情報は下記のページをご覧ください。
小青竜湯

鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、風邪、気管支炎、気管支喘息、むくみに効きます。水っぽい鼻水や痰に効果があります。
その他の小青龍湯に関する情報は下記のページをご覧ください。
荊芥連げい湯

慢性鼻炎、蓄膿症、慢性扁桃炎、ニキビ、慢性副鼻腔炎など熱や炎症をさまします。膿や痰を出しやすくします。
葛根湯

感冒の初期症状、鼻風邪、鼻炎、頭痛、肩こりなどの症状に効果があります。
その他の葛根湯に関する情報は下記のページをご覧ください。
葛根湯加川芎辛夷
その他の葛根湯加川芎辛夷に関する情報は下記のページをご覧ください。
麗沢通気湯加辛夷
嗅覚異常、嗅覚障害、鼻づまり、アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、蓄膿症に効果があります。
最後に
今回は慢性鼻炎の漢方薬について紹介しましたが、漢方薬で慢性鼻炎を治すには、けっこうな時間とお金がかかってしまいます。
できるだけひどくならないうちに耳鼻咽喉科で治療してもらうのが望ましいでしょう。漢方薬を使ってみる場合は、薬剤師さんなどによく聞いて自分の症状に合ったものを選びましょう。