
カンジダは、人の体に存在している常在菌の一種で、免疫力が低下すると悪さをする菌です。性器やその周辺に存在しているので、カンジダが発症するときは性器を中心に症状が表れることになります。
そのせいか、性病と勘違いしている人も中にはいるようですが、カンジダは性病ではありません。性行為を伴わなくても発症するからです。
カンジダが発症したときには、何科を受診すべきかやどのような検査が行なわれるのかについて紹介していきます。
カンジダは女性特有の病気?
カンジダを発症するのは圧倒的に女性が多く、女性特有の病気として知られています。しかし、男性が発症しないわけではありません。
カンジダ菌は常在菌ですから、男女問わずに人体に存在している菌です。女性の発症率が高いのは、男性に比べて性器周辺の通気性が悪いからということが挙げられます。
そのためカンジダも繁殖しやすく、免疫力が低下することで炎症を起こしたり、痛みを感じたりする症状が出てきます。
今はインターネットを通じてセルフチェックを行なうこともできますし、ネット通販などでカンジダの治療薬を購入することもできますが、効果が見られなければ医療機関を受診する必要があります。
カンジダを診察してくれるのは?
カンジダが発症したと思った場合、何科を受診したら良いのでしょうか。代表的なのは泌尿器科ですが、女性に多い病気ということから、婦人科でも診察を行なっています。
どちらの診療科目でも検査の手順に大きな違いはありません。綿棒で分泌液などでカンジダ菌がどのように活動をしているのかを検査し、自覚症状について問診されることが多くあります。
その診察のときに膣洗浄も行なわれることもあります。検査の費用は、5,000円前後が相場となっています。ただし医療機関によっては、1万円以上かかることもあります。
これは特定療養費制度によるもので、「初期診療は医院や診療所で、高度専門治療は病院で行なう」という制度を指します。
カンジダの治療でこの制度が適用されることは滅多にないでしょうが、中にはこのようなケースで思いのほか治療費がかかることもあるので、事前に電話などで確認をしておくのが良いかもしれません。
最後に
ここまで、カンジダの検査について見てきました。カンジダは常在菌が原因ですから、免疫力が元に戻ればあっさりと自然に治っていることもある病気です。
しかし、規則正しい生活、栄養バランスの取れた食事などで回復させていくので時間がかかることもあります。病院で処方された薬と合わせて生活改善などを行なっていくことが通常の治療の進め方になります。
軽度の場合、放置していてもそれほど問題はないことが多いのですが、ときに別の病気を引き起こしてしまうこともありますので、軽視することは禁物です。しっかりと治療を行なうようにしたほうが良いでしょう。