
なんだか性器から白い垢が出る。ただれている。痒みが出ている。そんなお悩み、もしかしたらカンジダ性亀頭包皮炎かもしれません。
デリケートな部分であり、性病という偏見もある為、相談しづらいですよね。今回は、カンジダ性亀頭包皮炎の原因・症状・治療法(薬)についてご紹介します。
原因
まず、カンジダ性亀頭包皮炎は性病ではありません。カンジダとは、口腔内に存在する「カンジダ菌(カンジダ・アルビカンス)」という「真菌(カビ)」による感染症です。
その病原性は弱い為、健康な時は発症せず、免疫力が低下した時に発症します。はっきりとした症状が出ないことも多く、原因不明となってしまうこともあります。
では、免疫力が低下した時とは一体どのような時を指すのでしょうか?まず挙げられるのは、からだ全体の免疫力が落ちている時です。病中・病後などの免疫力が低い方、落ちている方がかかりやすいことが分かっています。
もう一つは性器の状態が不潔または傷ついている場合です。清掃不足や性行為・自慰行為、包茎などがかかりやすくなる原因です。また、気を付けなければならないのは洗いすぎです。カンジダ菌はカビの仲間の為洗ってもそう簡単には落ちません。
継続的に清潔な状態を保つことが必要ですが、痒いからと言って洗いすぎるとかえって性器を傷つけ状態を悪化させる場合があります。
症状
症状としてみられるものは、性器から白い垢ののようなものがでることがあります。この白カビのようなものはこするととることができ、痛みはなくざらざらとした違和感があります。
また、性器に赤みが出てただれているような状態になり、痛みや痒みが伴うといった症状が出る場合もあります。
治療法・薬
そんなカンジダ性亀頭包皮炎ですが、どのような治療法があるのでしょうか?まず、はじめに覚えておいていただきたいのは、カンジダ性亀頭包皮炎は自然治癒が可能だということです。
カンジダは体力・免疫力が高まることで、発症初期であれば治ることがあります。つまり、病気が原因の場合は完治してから時間がたつ、性器を清潔にすることで治る場合があります。
デリケートな部分の為、お医者さんにかかるのが恥ずかしい方もいると思います。しかし、この病気の治療には原因となるカンジダ菌を殺菌するために「抗真菌薬」が使われます。
市販薬の中で調べると、カンジダ性亀頭包皮炎用の軟膏「ロテュリミンAF」という薬が市販されています。しかし6,000円前後と高額なため、泌尿器科に行った方が確実に安価に治せる場合もあるため、ご自分に合った治療方法をお選びください。
まとめ
カンジダという病気は免疫力の低下によって起こります。まずは免疫力が低下した原因をつきとめて、免疫力を高める習慣(規則正しい食事・生活・性器のケア)を行ってください。
免疫力低下の原因が思い当たらない場合や、症状が改善しない場合は、市販薬で治すかお近くの泌尿器科まで、診療をお勧めいたします。