
急性白血病と聞いた時、どんな印象をもちますか?血液のガン、不治の病など怖い病気というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
現代の医療技術は格段に進歩し、かつては治療が難しいとされた病気も治療可能になり白血病もその1つだと言えます。病気について間違った概念ではなく正しい知識を持つことは、早期発見や治療のために必要な事です。
ここでは、急性白血病の原因や症状にはどんなものがあるのかについてまとめていきたいと思います。
原因は?
血液中の血液細胞は骨髄で作られていて、成熟し完全な細胞へと分化しています。急性白血病とは「血液のガン」と呼ばれていて、この成熟・分化の正常な働きが出来なくなり、白血球になる途中の細胞が骨髄内で異常に増殖する病気です。
こうなると、骨髄内では正常な赤血球や白血球などの生成が出来なくなります。そのため貧血や免疫力の低下といった症状が現れます。その増殖する白血病細胞の種類により「急性骨髄性白血病」と「急性リンパ性白血病」に大きく分けられています。
症状は?
急性白血病の症状は最初、風邪のような症状から始まる事が多いようです。そのため気づきにくい場合がありますので注意が必要です。
代表的な症状は、疲れやすい、発熱もしくは微熱が続く、息切れ、寝汗などに加え、歯肉や鼻からの出血があったり、皮下出血が起こりやすい、首の付け根や脇の下のリンパ節が腫れるといった症状もあります。
急性白血病はこれらの症状が出てから、急速に進行し重症化するのも特徴です。白血病の原因はほとんどの場合わかってはいません。過労によるストレスや電磁波の影響ではないかという説もありますが、確定している説ではありません。
ただ、「ファンコニー貧血」「ダウン症候群」「ブルーム症候群」などの遺伝子の病気を持っている人は白血病の発症頻度が高い事から遺伝子の異常が白血病の発症の原因に関わっていると考えられています。
また、原爆投下された地域や原子力発電所の事故後の周辺で白血病を発症する人が多いため放射線被ばくも原因と考えられています。その他にも他のガンの治療時に抗がん剤での治療や放射線治療を受けた方も発症の可能性があります。
まとめ
急性白血病は急激に病状が進行するため、初期症状も現れやすい傾向にあります。しかし、初期症状である体の不調は風邪などと似ているため素人判断では区別がつきにくい場合があります。
体調不良は長い目で見た時、無理をしない方がいい場合も少なくありません。体からのサインを見逃す事のないように日頃の体調管理をしっかりとしていきましょう。