
首から肩にかけての筋肉は肩こりに深い関わりがあるため首の痛みと肩こりが同時に起こる事が多いようです。
このような痛みの原因はどこにあるのかを見ていき対処法についても併せてご紹介していきましょう。
首の痛みと肩こりが併発する原因
肩こりは多くの方が経験していると思いますが、その肩こりの症状の1つとして首の痛みがあるので、この二つの症状が同時に起きる事があります。肩と首はつながっていますので肩こりが酷くなると痛みが首に広がるのも理解できますね。
また、肩こりを感じる場所が首の後ろや背中の上部である場合は、逆に首の痛みから肩こりが生じている可能性もあります。首が動かしにくい、首を押すと痛みがある、筋肉が固くなっている、という症状がある時には首の方に問題があると考えるといいかもしれません。
これらの主な原因はどのようなことでしょうか。
痛みが引き起こされる原因は筋肉疲労によるものですが、この筋肉疲労は日頃の生活習慣が大きく影響しています。長時間の悪い姿勢でのパソコンなどの作業や家事、運動不足、ストレスなど自分で心当たりがあるものから、目に見えないものなど原因は一つと限らず様々な事が考えられます。
首の痛みと肩こりが併発したときの対処法
悪い姿勢を長時間続けると首だけでなく、身体全体に負担をかける事になりますので、姿勢を気を付けるようにしたり、作業の合間に休憩を取りストレッチをして筋肉の緊張をほぐしてあげるようにすると良いでしょう。
また、痛みをやわらげるのには温めるのが効果的です。手軽にすぐに実践できる方法としては蒸しタオルがお勧めです。じんわりと温め徐々に熱がひいていくので筋肉の緊張をほぐし、同時に疲労物質を流してくれる効果もあります。
運動不足は血行不良にもつながりますので、首を動かしたりネットなどで紹介されている体操やストレッチでとにかく身体を動かす事を日頃から意識するようにすると良いでしょう。
ストレスは目に見えませんので痛みの原因になっている事に自分で気付いていないかもしれません。仕事だけに目を向けるのではなく、自分の時間も大事にして趣味などを楽しんだり、ゆっくりと身体を休める時間をとったりリフレッシュできる環境を整えるようにしましょう。
まとめ
首の痛みと肩こりの悩みを解消するためには普段の生活を振り返り、自分場合の原因はどこにあるかを探り正しい対処法を実践し症状の改善に努めていくようにしましょう。
ただし、首の痛みと肩こりが同時に起こってしまうと治すのには時間がかかり難しい場合もありますので医療機関で検査や治療を受けるという選択肢も考えるようにしてくださいね。