コンタクトを付けているときのドライアイ。目の乾きだけではなく、ゴロゴロした感じやひどくなると充血や痛み、疲れ目などの症状も出てきます。
十分な量の涙がでていれば目の表面はうるおっているはずですが、涙の分泌量が少なくなったり、まばたきをする回数が減ったりすると目が乾燥してしまいます。
目が乾燥していると目に入ったホコリや目やになどを洗い流すことができず、目の表面に傷がついてしまうこともあります。
ドライアイの症状の緩和や予防には目薬を活用しましょう。今回は、スマイルコンタクトドライテクトの効果や副作用について解説していきます。
効果
スマイルコンタクトドライテクトはコンタクトレンズを装着しているときの不快感や目の乾き、疲れ目、目のかすみに効果があります。コンタクトレンズをつけていない人でも使用できます。
使用方法は1日3~6回・1回1~3滴を点眼してください。コンタクトレンズを付けたままでも使用できます。
また、具体的な作用は涙の働きと同じ次の4つです。
うるおいを保つ
粘度の高い保水成分であるヒプロメロースが涙の蒸発を防ぎ、うるおいを保ちます。
角膜を保護する
角膜保護作用のあるコンドロイチン硫酸エステルナトリウムが瞳を乾燥によるダメージから守ります。
ミネラルを補給する
涙に含まれる成分と同じ塩化カリウムと塩化ナトリウムがミネラルを補給します。
老廃物を洗い流す
瞳の表面がうるおうことで、目やにやホコリを洗い流します。
副作用
スマイルコンタクトドライテクトの添付文書には「皮膚の発疹・発赤・かゆみ」「目の充血・かゆみ・はれ・しみて痛い」などが書かれていますので、それらの症状が見られた場合は、医師・薬剤師のもとへ相談に行くようにしてください。
点眼後、一時的にかすんで見えることがあるようですが、これは薬液の粘度が高いためにおこることなので心配ありません。
まとめ
コンタクトレンズをつけていると小さなゴミが入っただけでとても目が痛いですよね。十分に涙がでていればすぐに洗い流せるのですが、ドライアイの症状がある人ではそうはいきません。
最近はコンタクトレンズを使用していない人でもドライアイの人が増えているようです。パソコンやスマートフォンの長時間の使用や、エアコンの使用による室内の乾燥が原因だと言われています。
ドライアイアイの症状はそれだけで不快ですが、疲れ目などから頭痛をおこすこともあります。目薬をうまく使って症状を和らげ、日常生活を快適に過ごしましょう。