
腸内環境を整える代表的な市販薬にビオフェルミンという薬がありますが、「ビオフェルミンR」を医療機関で処方されたことのある人もいるのではないでしょうか。
この“R”のついたビオフェルミンは、市販薬ではないので薬局などで購入することはできません。必ず医師からの処方箋がないと手に入れることが出来ない薬なのです。
また、このビオフェルミンRを処方された人は抗生物質(抗菌薬)も処方されていることが多いと思います。実はそれには理由があります。
今回は、処方薬ビオフェルミンRの効果や副作用について詳しく見ていきましょう。
効果
ビオフェルミンRは医療機関で抗生物質と一緒に処方されることが多いのですが、それはビオフェルミンRが抗菌薬を併用しても死なない性質を持っている乳酸菌だからです。
通常のビオフェルミンは乳酸菌であるとはいえ普通の菌であることには変わりないので、抗菌薬を同時に飲むことで死んでしまい、整腸作用の効果を得ることはできません。
そのため、抗生物質と併用してビオフェルミンの整腸作用を得るには、一緒に処方されたビオフェルミンRを服用するようにしましょう。
ビオフェルミンRには、ペニシリン系・セファロスポリン系・アミノグリコシド系・マクロライド系・テトラサイクリン系・ナリジクス酸の抗生物質存在下で整腸作用を発揮することが分かっています。
ビオフェルミンRの1錠あたりには、百万〜十億個とかなりの数の菌が含まれています。
副作用
以前に薬を使用してかゆみや発疹などのアレルギー症状が出たことがある人や妊娠中または授乳中の人は必ず医師に相談しましょう。
ビオフェルミンにはほとんど副作用というものは存在しません。用法用量を守って使用していれば副作用の心配はないに等しいと言えるでしょう。
まとめ
抗生物質を飲んでいながら通常のビオフェルミンを服用している人は、効果が期待できないのでビオフェルミンRを処方してもらうように医師に相談するようにしましょう。
様々な抗生物質と併用することができるビオフェルミンRですが、キノロン系の抗生物質と併用すると、通常のビオフェルミン同様に菌が死滅してしまいます。
なお、抗生物質と併用しなかった場合でも通常のビオフェルミンと同様の整腸効果を期待できます。
ビオフェルミンRは処方薬のため、病院にかかり抗生物質と同時にビオフェルミンRを処方された場合は、必ず医師の指示に従って用法用量を守り正しく服用しましょう。