人は聴覚、嗅覚、視覚、触覚などいろいろな感覚を使って、外部からの情報を受け取っています。そのうち、最も多くの情報は視覚から入ってきます。普通の生活をしていても、目はとても働き者です。
それに加えて、仕事で1日中パソコンの画面とにらめっこしていたり、1日に何時間もゲームやスマートフォンをさわっていたり、このように現代社会では、多くの人が目を酷使しています。
そのため疲れ目やドライアイに困っている人も多いのです。今回は、そんな目の症状におすすめのロート養潤水αの効果や副作用について説明していきます。
効果
ロート養潤水αは、眠っている間に瞳に栄養を補給して、目の疲れを癒すための目薬です。しっとりとしたさし心地の目薬です。目の疲れや目のかすみ、眼病予防、ハードコンタクトレンズを装着している時の不快感の緩和に効果があります。
使用方法は1日5~6回、1回1~3滴を点眼してください。ソフトコンタクトレンズを装着したまま使用しないでください。
また、配合されている有効成分は次の5つです。
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
コンタクトレンズなどによって負担をかけた角膜の表面を保護し、眼病を予防します。
タウリン
目に栄養を与え、新陳代謝を促進して疲れ目の回復を促します。
酢酸d-α-トコフェロール
目に栄養を与えて血行を促進し、目の疲れを効果的に癒します。
L-アスパラギン酸カリウム
目の細胞の呼吸を促進し、目の疲れを癒します。
ヒアルロン酸ナトリウム
保湿力と適度な粘性があるので、目の表面の水分と潤いを保ちます。
副作用
ロート養潤水αを使用することで副作用がおこる心配はほぼないでしょう。
ただし、皮膚の発疹や発赤、かゆみ、目の充血、目のかゆみ、腫れ、しみて痛いというような症状が出た場合には、副作用の可能性があると添付文書に記載があります。
そのような症状がみられたら、使用を中止して医師や薬剤師、登録販売者に相談してください。
まとめ
コンタクトレンズをつけていると目が乾燥しやすくなります。目が乾燥すると目に入ったホコリやゴミを洗い流すことができなくなり、角膜に傷がついてしまいます。
また、疲れ目が続くと目の調節機能が悪くなり、視力が低下することもあります。目薬で目に潤いを与えることは、長い目でみれば視力の低下を防ぐことができるかもしれません。
物が見えづらい、目が疲れやすい、まぶしく感じるといった症状は緑内障や白内障でもおこります。2週間くらい使用しても症状が改善しない時には、眼科を受診することをおすすめします。
