プールや日常生活の中で細菌やウィルスに感染した手で目を擦ると結膜炎やものもらいなど目の感染症を引き起こしてしまいます。
小さな子供などは気づかない間に痒みや目の異物感などで目を触ってしまい、症状が悪化してしまうことがあります。
また学校など公共施設のプール、タオルの共用などでも感染することがあるので注意が必要です。今回は、そんな目の症状におすすめのロート抗菌目薬iの効果や副作用について解説します。
効果
ロート抗菌目薬iは、3つの有効成分を配合した眼科薬です。ものもらいや結膜炎(はやり目)、目の痒み、眼瞼炎(まぶたのただれ)など目の症状に効果のある目薬です。
有効成分のスルファメトキサゾールナトリウムは抗菌作用があり、目に感染した細菌を殺菌する働きがあります。グリチルリチン酸ニカリウムには、炎症を鎮める効果がありイプシロン-アミノカプロン酸はグリチルリチン酸ニカリウムと同様に炎症を抑え赤みや腫れを抑えてくれます。
ロート抗菌目薬iは抗菌成分のサルファ剤が細菌感染に効果を発揮し、イプシロン-アミノカプロン酸とグリチルリチン酸ニカリウムのダブルの抗炎症作用で目の腫れや赤み痛みなどを取り除いてくれます。
優しい使用感で小さなお子様にも安心して使用することができます。また1回ずつの使い切りタイプなので清潔を保つことができるのも良い点です。1回2~3滴を1日5回~6回点眼することで症状が改善するでしょう。
副作用
点眼薬などは副作用が少ないですが、注意事項を守って使用するようにして下さい。ロート抗菌目薬iの副作用では、皮膚の発赤や発疹、痒みなどや目の充血、痒み、腫れ、しみるなどの刺激感を感じることがあります。
このような症状は副作用の可能性がありますので、使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。眼科疾患で医師の治療を受けている方は医師の指示に従い使用するようにしましょう。
また目のただれや腫れなど症状が酷い場合は医師の診察を受けることをお勧めします。薬剤アレルギーがある方は医師や薬剤師に相談してから使用するようにして下さい。
3日〜4日間使用しても症状が改善しないときは医師の診察を受けたり薬剤師に相談するなど適切な処置を取るようにして下さい。
まとめ
結膜炎やものもらいなどは子供が感染しやすい病気のひとつです。ものもらいや結膜炎は周囲に存在する細菌が目の中に入り感染してしまいます。
汚れた手で目を擦ったり、プールの季節はタオルの共有を避けるなど日常生活にも注意しましょう。目が充血している、腫れているなど症状に気づいたら早めにロート抗菌目薬iを使用することで症状の悪化を防ぐことができるでしょう。
