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メイアクトMS小児用の効果と副作用

更新日:2016年2月16日

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薬

メイアクトMS小児用は、セフジトレン ピボキシルを成分とするセフェム系の抗生物質です。小児が服用しやすい細粒10%製剤になっています。今回は、メイアクト小児用MSの効果と副作用についてまとめます。

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目次

  • 1 メイアクトMS小児用の特徴
  • 2 効果について
    • 2.1 小児への適応一覧
    • 2.2 錠剤が飲めない成人への適応一覧
  • 3 副作用について
  • 4 まとめ

メイアクトMS小児用の特徴

有効成分のセフジトレンにピボキシル基を結合させることで、経口投与での吸収をよくした製剤です。セフジトレン ピボキシルは、腸管壁から吸収される際に、代謝を受けて、セフジトレンになって、抗菌力を示します。

小児が服用しやすいオレンジ色の細粒でバナナ風味になっていますが、わずかに苦味があります。

そのままでは、飲んでくれないお子さんには、バニラアイスクリームや牛乳、お茶類に混ぜて飲ませてみてください。

水などに溶かして飲ませる場合は、飲む直前に溶かしてくださいね。また、スポーツ飲料や乳酸菌飲料に混ぜると余計に飲みにくくなりますので避けてください。

 

効果について

メイアクトMS小児用(セフジトレン)は、細菌の細胞壁が作られるのを阻害し、殺菌します。細胞壁とは、細胞の周りを取り囲む壁ですが、細菌にのみ存在し、人間の細胞には存在しません。

細菌はこの細胞壁で細胞の形を保っていますが、この壁が作られないと、形を保てないため細胞は壊れます。結果、細菌は死滅します。

セフェム系抗生物質は、効果のある最低濃度以上の濃度を長い時間保つほど効果があります。

飲み忘れたり、服用量・服用間隔を勝手に変えたりすると、効果がないばかりか、抗生物質の効かない耐性菌が出てくる恐れがあります。医師、薬剤師の指示をしっかり守って服用しましょう。

 

小児への適応一覧

  • 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症
  • リンパ管・リンパ節炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍
  • 咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)
  • 急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染
  • 膀胱炎、腎盂腎炎
  • 中耳炎、副鼻腔炎
  • 歯周組織炎、顎炎
  • 猩紅熱、百日咳

小児用細粒は、小児に発症頻度の高い、猩紅熱や百日咳も適応になっています。

 

錠剤が飲めない成人への適応一覧

嚥下困難等により錠剤を飲むことのできない成人に対しても処方されることがあります。この場合は、メイアクトMS錠の適応に準じます。

  • 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症
  • リンパ管・リンパ節炎
  • 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
  • 乳腺炎、肛門周囲膿瘍
  • 咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)
  • 急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染
  • 膀胱炎、腎盂腎炎
  • 胆嚢炎、胆管炎
  • バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎
  • 眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎
  • 中耳炎、副鼻腔炎
  • 歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

セフェム系抗生物質は、広範囲の感染症に使用されます。

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副作用について

セフェム系抗生物質は、比較的副作用が少なく、最もよく使用されています。よく見られる副作用は、過敏反応(皮疹、発熱)、下痢、腹痛などの消化器症状、腎機能、肝機能検査値の上昇などです。

その他、ショック・アナフィラキシー様症状、スティーブン・ジョンソン症候群、血便を伴う重篤な大腸炎、肝機能障害、急性腎不全など、頻度は少ないですが、重篤な副作用の報告もあります。

お薬を飲ませた後は、かゆみや発疹がでていないか、発熱してないか、便の状態などをしっかり観察して、「あれっ?」と思ったら、すぐに病院を受診しましょう。

また、構造にピボキシル基をもつ抗生物質を小児、特に、乳幼児に投与した場合、低カルニチン血症による低血糖が現れることがあります。

メイアクトMS小児用の成分もピボキシル基をもつ抗生物質に該当します。服用中、けいれんや意識消失などの低血糖症状に注意が必要です。

カルニチンは、体内の血糖のコントロールに関わっていますが、ピボキシル基を持つ抗生物質が、腸管壁で代謝されるとピバリン酸という物質ができます。

これが、体の外に排泄されるとき、体内のカルニチンと結合します。そのため、体内のカルニチンが少なくなってしまいます。

生まれつき低カルニチン血症とわかっているお子さんには使用できないので、診察時、医師に伝えてくださいね。

 

まとめ

セフェム系は、比較的副作用の少ない抗生物質といわれていますが、重篤な副作用の報告もあります。軽視せず、薬を服用中は、お子さんの状態をしっかり観察することが大切です。

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カテゴリー:その他

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