
頭痛は今すぐ解消したいけれど、眠くなるのは困るというとき、ロキソニンには、眠くなる成分は入っていないため、便利に使用できます。
しかし、なかには、なぜかロキソニンを服用すると眠くなってしまうという人もまれにいます。薬に対する反応の出方には、個人差があります。ここでは、ロキソニンと眠気の関係についてご紹介致します。
目次
ロキソニンには眠くなる成分は入っていない。
ロキソニンには眠気を生じる作用はないため、基本的には、薬の服用で眠くなることはありません。ロキソニンの市販薬も病院で処方される薬も眠くなる成分の抗ヒスタミン剤は含まれていません。
しかし、1,000人に1人は服用の際、眠気を感じることがあるといわれています。薬に対する反応が出やすい体質なども関係していると考えられています。
生理痛の際ロキソニンを服用すると眠くなる?
生理中の頭痛や腹痛の解消のためにロキソニンを服用することがありますが、そのときに眠気が生じる場合いくつかの理由が考えられます。
貧血
生理中の出血により、一時的にでも脳への血流量が低下することにより、強い眠気が生じることがあります。普段から、鉄分を積極的に摂るなどして、貧血状態にならないように食生活に気をつけるようにしましょう。
生理中に分泌されるホルモン
何の薬を服用していなくても、生理中は眠くなってしまうという人も多いのではないでしょうか。生理はホルモンの変化が起こることにより、子宮内膜がはがれ月経になります。生理中のプロゲステロンの分泌量の増加は眠気を伴います。
低温期になる
人は睡眠に入るときには、一定の体温から、徐々に低下していくことにより、気持ちよく眠りにつくことができます。しかし、生理中は1ヶ月のうちで、いちばん体温が低くなる期間です。
体温が低い状態からは、スムーズに睡眠に入ることができず、生理痛などの不快症状も伴って、夜間に質の良い睡眠をとることができません。そのことにより、日中眠気に襲われることが多くなります。
頭痛緩和で服用したロキソニンと眠気の関係
ロキソニンには眠くなる成分は、入っていないため服用しても眠気は起きないとされていますが、まれに薬剤に対する反応が強く出る人もいます。
ロキソニン服用により、頭痛が緩和されたため、今まで痛みにより緊張状態であった自律神経がリラックス状態に変化することにより、眠くなることもあります。
頭痛にはいくつかの種類があります。詳しく見ておきましょう。
緊張型頭痛
頭から首、肩から背中などの筋肉が緊張することにより起こります。痛みは、後頭部、頭の両側、首筋にかけて重いものが乗っているような痛みや、締め付けられるような痛みで、日本人の5人に1人はこの頭痛で悩まされているといわれています。
片頭痛
片頭痛の特徴に、目の前にチカチカとした光が見えたりする前兆が起きたりすることがあります。その後波打つような痛みが側頭部やこめかみなどに起き、数時間から3日間くらい続くこともあり、日常生活に支障をきたすほどの痛みになることもあります。
群発頭痛
発症頻度の多くは、20代~40代くらいの男性です。片目の奥の激しい痛みが毎日起こり、1~2時間続きます。1~2ヶ月の間は毎日繰り返され、その後は自然に治まり、2~3年経ってからまた突然発症します。
薬物乱用頭痛
鎮痛剤などの薬を常用することにより、発生する頭痛です。日々の生活に中で、頭痛を起こしやすい人が、次の頭痛への不安感などから、まだ痛みが生じていないのに予防薬的に服用してしまう人もいます。
しだいに服用回数が増えていき、薬が効いている時間も短くなり、やがては、薬を服用することにより頭痛が起きてしまう頭痛を薬物乱用頭痛といいます。
まとめ
薬の効果や副作用は、そのときの自分の体調の変化や、個人の体質などによっても異なります。どんな薬でも一度服用して、さまざまな副作用などの症状が現れた場合は、自分の体質に合っていない可能性もあります。
また、いつも同じ薬を服用していてなんでもないのに、ある日突然副作用が出た場合には、体調の変化が起きているのかもしれません。いずれにしても、いつもの体調と異なる症状が現れたときには、自己判断ではなく医療機関を受診しましょう。